「中学受験に向かない親はどんな特徴があるの?」
「受験合格を目指すうえで子どもにしてはいけない行動は?」
「受験の合格率を上げるためにすべきことが知りたい」
中学受験は、親御さんとお子さんの二人三脚で臨むものです。そのため、親御さん自身の態度や行動が結果を左右すると言っても過言ではありません。
「自分のせいで子どもが受験を失敗するのは避けたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、中学受験を控えている親御さんに向けて、
- 中学受験に向かない親の特徴
- 子どもにしてはいけないNG行動
- 受験が向いていない子どもの特徴
- 合格の秘訣
などを解説します。
お子さんにしてはいけない行動も紹介するので、中学受験で悩んでいる親御さんは必見です!
ぜひご一読ください。
なお、YouTubeでは、中学受験に向けてお子さんとの接し方を変えた実体験を伺っています。この親御さんは、お子さんに対してイライラすることが多く、お子さん自身も受験勉強に消極的だったそうです。
しかし、接し方や行動を見直すことで、問題の解決につながりました!
「子どもとの接し方がわからない「成績を上げる方法を知りたい」などと、悩んでいる親御さんはぜひご覧ください。
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中学受験に向かない親の特徴5選
中学受験に向かない親御さんの特徴には、以下のことがあげられます。
- 学習を強制してしまう
- 子どもの適性や興味を無視している
- 一切子どものサポートをしない
- 塾に行かせているから大丈夫と思っている
- 周りの子と比べている
それぞれ順に解説していきます。
1.学習を強制してしまう
中学受験に向かない親の特徴として、勉強することを強制することがあげられます。
強制すると「これからやろうと思っていたのに」「なんで命令される必要があるのか」などと、反抗心が芽生えます。すると、以下のような悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
- 受験勉強のやる気が低下する
- 学習時間が減り成績が落ちる
- ストレスにより体調を崩す
最悪の場合だと、非行に走ってしまうことも考えられます!
受験に成功させたい気持ちが先走り、勉強を強制しないように気をつけましょう。
2.子どもの適性や興味を無視している
お子さんの適性や興味を無視して勉強に取り組ませる親も、中学受験には向いていません。中学受験で一番大切なのは、子どものモチベーション管理だからです。
計画通りであったとしてもやりたくない学習科目の勉強をさせても、成績は伸びにくい傾向があります。
最悪の場合だと、お子さんが中学受験を投げ出してしまうこともあるでしょう!
ときには柔軟に計画を変更することも必要です。子どもにあわせて受験勉強を進めましょう。
3.一切子どものサポートをしない
中学受験は親御さんのサポートなしでは成功できません!
親子二人三脚で進めることで、中学受験は成功に結び付きます。そのため「出張が多くて家にいる時間が短い」などが理由で子どものサポートができない場合は、受験するかを今一度検討し直したほうがいいでしょう。
たとえば、中学受験で欠かせないスケジュール管理は、小学生の子どもだけでおこなうのは困難です。親御さんが一緒になって、勉強計画をたててどこまでクリアしたかを確認する必要があります。
中学受験をするなら、お子さんをサポートする時間が取れるかを確認しておきましょう。
なお、スケジュール管理については、関連記事「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
4.塾に行かせているから大丈夫と思っている
塾に行かせているから大丈夫と思っている親御さんも、中学受験に向いていません。
「塾に行っている=中学受験に合格する」というわけではないからです。合格に一番大切なのは、お子さん自身がやる気を持って勉強に取り組むことです。
塾に行かせていても、まったく勉強せずに遊んでいるお子さんも中にはいます!
先生と密なコミュニケーションを取り、お子さんがしっかり勉強に向き合えているかを確認しておきましょう。
また、中学受験の合格率を上げるには、塾の選び方も非常に大切です。
関連記事「【知らないと損】面倒見の良い塾の特徴4選!中学受験のために親ができることを徹底解説」では、塾の選び方を解説しているので、受験の成功率を上げたい人は必見です。
5.周りの子と比べている
周りの子と比較は、お子さんに「こんなに頑張っているのに」「なんで自分のことは認めてくれないの」などの感情を抱かせてしまいます。
結果、勉強に対するやる気を失い、成績も悪くなってしまいます。
周りの子だけでなく、兄弟とも比べてはいけません!
受験を上手くいかせるためにも、周りの子とは比べないようにしましょう。
とはいえ「危機感がなく全く勉強してくれない」と悩んでいる人も多いでしょう。
私の公式LINEでは、500名以上の生徒を見てきた私と個別相談が可能です。案内は不定期ではありますが、個別相談ならお子さん一人ひとりにあわせた対応方法をお伝えできます。
適切な声の掛け方や学習方法などがわかるようになるので、お子さんがなかなか勉強に取り組んでくれないと悩んでいる親御さんは、以下のボタンから友達追加しておいてください。
中学受験に向かない親がやりがち!子どもにしてはいけないNG行動3選
親御さんがお子さんにしてはいけないNG行動は、主に以下の3点です。
- 進路を常に決めている
- ゲームや漫画を没収する
- プレッシャーをかけ続ける
ぜひご自身の行動とあてはまっていないか照らし合わせながら確認してみてください!
1.進路を常に決めている
進路を常に親御さんが決めてしまうと、お子さんが勉強に対して真剣になりにくくなります。結果、成績も伸びにくく、受験合格も難しくなるでしょう。
また、進路を勝手に指定してしまうと「自分で決めていないから落ちても良い」と思われる可能性があります!
受験は子ども自身が頑張ることなので、親が勝手に判断するのではなく、必ず自分で決めさせるようにしましょう。
2.ゲームや漫画を没収する
ゲームや漫画を無理やり没収してしまうのも、ついついやってしまいがちな行動です。無理やり勉強に取り組ませると、反抗して勉強しなくなるリスクがあります。
特に小学生は指摘されると、すぐにモチベーションを失ってしまう傾向があります。
そのため、ゲームや漫画を無理に没収するのではなく、以下のような方法で環境を整えてあげてください。
- 1時間でゲームの電源が切れるようにする
- 子どもの部屋にマンガやスマホを置かない
- 毎日決まった時間にテレビを消す
- 勉強している間はスマホを預かる
環境を整えるだけで勉強に集中できるようになるので、ぜひ試してみることをおすすめします。
なお、関連記事「【やる気の極意】小学生が勉強しない理由6選!子ども学習が進む対処法5つもご紹介」では、学習に対するモチベーションを上げる方法を紹介しています。ぜひご覧ください。
3.プレッシャーをかけ続ける
お子さんに対して、プレッシャーをかけるのも絶対にしてはいけない行動です。過度なプレッシャーは「勉強を投げ出したい」「もうこれ以上できない」といった気持ちにさせてしまうリスクがあるからです。
特に小学生は、気持ちを上手くコントロールできません。
その他にも、以下の言動をしないように注意しましょう。
- 批判する
- 攻める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
親子関係が悪化すると、中学受験がうまくいかないだけでなく、家庭環境へも影響してしまいます。すぐに改善することは難しいかもしれませんが、意識して少しずつこのような言動を減らしましょう。
中学受験ができない子はタイプでわかる?5つの特徴を解説
中学受験では、親御さんの言動だけでなくお子さん自身の取り組み方も重要です。
第一志望に合格するためには、親子二人三脚で取り組む必要があります!
こちらでは、中学受験に失敗する可能性が高いお子さんの特徴を紹介します。
- わかったつもりを放置している
- 学習の基礎が固まっていない
- 先生や親のアドバイスを聞かない
- 先生や塾との相性が悪い
- 周囲から過度に干渉されている
解決策もあわせて紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
なお、関連記事「【受験のプロ直伝】中学受験ができない子はタイプでわかる!親ができる対策5つも紹介」では、中学受験で失敗する可能性の高いお子さんの特徴をより詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
1.わかったつもりを放置している
学校や塾の授業を受けて「わかったつもり」になっているお子さんは多いです。勉強時間を無駄にしないためには、学習した内容を定着させる必要があります。
知識が定着することで、新しい分野に進んでも、以前学んだ分野を復習せずとも覚えていられます!
結果、前の分野を復習する時間を勉強に費やせるため、偏差値が伸びやすいです。
学習内容を定着させるには、主に以下3つのステップを踏みましょう。
「わかる」の段階で満足していては、試験で出題されても解答を導けません。問題演習を重ね、他人に説明できるレベルまで理解を深める必要があります。
2.学習の基礎が固まっていない
勉強の基礎ができていないと、応用問題は解けません。
応用問題を解こうとすると振り返りに使う時間が増えてしまい、偏差値を伸ばすための学習を確保しにくくなります!
特に、集団塾に通っているお子さんは注意が必要です。集団塾はカリキュラムに沿って授業が進んでいくため、基礎がわかっていないと授業についていけなくなります。
「基礎が固まっていない」と感じているお子さんは、塾や学校の授業に追いつくことよりも、基礎に戻ることを優先しましょう。
3.先生や親のアドバイスを聞かない
先生や親御さんのアドバイスを聞かない子は受験に失敗しやすい傾向があります。
なかでも、先生はさまざまな受講生を見てきたうえで、何をしたら失敗しやすいかを熟知してアドバイスしています。
たとえば、先生が「勉強は予習より復習の方が効果がある」ことを言ってもなかなか行動をしない場合、成績アップは難しいです!
お子さんが素直に勉強してくれるような良好な親子・人間関係を築いておくことが大切です。
受験を成功させるには、先生や親のアドバイスを素直に受け入れてくれるようお子さんとの良好な関係性を築くようにしましょう。
4.先生や塾との相性が悪い
中学受験に成功するためには、優秀な人に教わることが大切です。ここでいう「優秀な人」とは、人間的に魅力があったり、生徒指導に本気で取り組んだりしている人です。
- 人間的に魅力がある
- 生徒指導に本気に取り組んでいる
- 生徒の成功を自らの成功としている
- 生徒の憧れの存在となっている
- 先生自身も夢や目標に向かって学んでいる
特に先生自身も目標に向かって頑張っている姿を見せている場合、お子さんのモチベーションアップにもつながります!
普段のお子さんの会話から先生や塾の話が頻繁に出ているようならば、勉強のやる気が上がる良い環境と巡り会えている可能性が高いです。
優秀な先生や良い塾に巡り合うことで受験の成功確率は格段に上がります。親御さんは、なるべく良い勉強環境を整えてあげるよう意識してみてください。
5.周囲から過度に干渉されている
中学受験は、お子さん本人だけでなく家族や親戚にとっても大きなイベントです。そのため、お子さんに必要以上に干渉してしまうケースがあります。
子どもが勉強しないからといって、以下のNG行動を取ってはいけません。
- 塾に無理やり行かせる
- 「勉強しないといい大学に行けないよ」のような脅す言葉をかける
- 「勉強しなさい」としつこく言う
たとえば、勉強を強制したり「勉強しないと〇〇」のような脅す言葉をかけたりするのはNG行動です!
親御さんがよかれと思っている行動が、お子さんにとって悪影響を及ぼす恐れがあります。精神的な負担となり、勉強に身が入らなくなるでしょう。
中学受験に向かない親でもできる合格の秘訣5選
中学受験合格に大切なこととして、以下のことがあげられます。
- 志望校見学をする
- 子どもを怒り過ぎない
- 勉強環境を整える
- 志望校選びを徹底する
- 子どもの興味のある分野を取り組ませる
ぜひ参考にしてみてください。
1.志望校見学をする
中学受験で合格するには、志望校見学は必須です。お子さんが「この学校に進学したい」と、勉強に進んで取り組む効果が見込めます。
特に中学受験は、お子さんのやる気をいかに引き出すかが合格の鍵を握っています。
したがって、中学受験の合格率を上げたいのであれば、志望校見学は必ずしましょう。
志望校見学の大切さは、関連動画「受験勉強に失敗する親がやっていないことTOP5|vol.009」で詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
2.子どもを怒り過ぎない
お子さんを怒り過ぎないのも、受験を成功させるためには大切なことです。怒られたことからモチベーションが低下し、成績や合格率が下がる原因になるからです。
怒られるとやる気が落ちやすい傾向があります。
指導方法を熟知していないと、お子さんをついつい怒ってしまうことがあるでしょう。しかし、逆効果なので控えるべきです。
3.勉強環境を整える
勉強環境を整えることも、受験の合格率を上げる方法の1つです。学習に集中しやすくなり、成績アップが見込めるからです。
特に家にはゲームや漫画など誘惑があるものが多いので、勉強に集中しにくい傾向があります。
お子さんの勉強環境を整えるだけで自ら取り組めるようになったり、集中時間が長くなったりするので試してみてください。
4.志望校選びを徹底する
自分のレベルにあった志望校選びも、受験を成功させるためには大切です。志望校のレベルが適切だと、現実とのギャップを感じにくくなり、挫折によるモチベーション低下が起きにくくなります。
結果、親御さんのサポートは最低限となり、子ども自身で自らモチベーション高く勉強に取り組めるでしょう。
とはいえ、レベルが高すぎるとやる気がなくなってしまうことには注意が必要です!
中学受験に合格したいなら、レベルのあった志望校選びをすることは非常に大切です。
5.子どもの興味のある分野を取り組ませる
お子さん自身が興味のある分野に取り組ませてあげるのも、受験成功のコツの1つです。
興味のある分野に取り組ませてあげることで、勉強するモチベーションが上がり、成果が出やすくなります。
勉強が楽しくなれば、他の分野の学習をするきっかけにもなります。
なお、以下の図のように、試験に出やすい分野と得意分野が重なる部分は、正答率アップにつながりやすいです。
お子さんの興味のある分野から取り組ませるのは、非常におすすめの方法です。
中学受験に向かない親でも行動を改めれば第一志望の合格を目指せる
中学受験に向かない親御さんは、強制的に勉強させようとしたり、全くサポートをしたりしない人です。合格には親のサポートは不可欠なので、親子二人三脚で中学受験を成功させましょう。
とはいえ「何をしても子どもが勉強してくれない」と悩んでいる親御さんがいるかもしれません。
そのような方は、ぜひ私の公式LINEにご登録ください!不定期ではありますが、無料の個別相談会を開催しています。お子さん一人ひとりにあわせたアドバイスができるので、中学受験を成功させたい親御さんはお気軽にご参加ください。
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