子どもの指導法

中学受験は5年生からだと遅い?合格するための戦略を5つ紹介

「中学受験は5年生からだと遅い?」
「うちの子は今からでも合格できるだろうか…」
「受験に合格するためには何をしたらよいか知りたい」

このような悩みを持っている親御さんも多いのではないでしょうか。中学受験を目指そうと決めた時期が遅いと、中学受験に間に合うのか不安に感じるかもしれません。

しかし、小学校5年生からでも、中学受験に間に合わせることは可能です。

この記事では、中学受験は5年生から中学受験を目指すのは遅いのか悩んでいる人に向けて、中学受験に合格するための戦略を紹介します。

ゆうた

効率よく中学受験対策を行うための戦略を解説します。

遅い時期からでも中学受験の合格に近づくための方法がわかるため、ぜひご一読ください。

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中学受験を5年生から目指すのは遅いとされている

結論として、小学5年生から中学受験対策を始めるのは遅いと言われています。

一般的には受験本番の3年前、小学3年生の2月~小学4年生の間が中学受験を開始する時期です。

早くから対策する理由として、年間で伸ばせる偏差値は平均で2~3程度だからです。

ゆうた

志望校の偏差値から逆算して、現状の偏差値が5足りないならば2年前から受験勉強を始めましょう。

しかし、小学5年生から中学受験を目指すとしても、対策次第ではまだまだ受験に間に合います。

ひまわり教育研究センターが偏差値60以上の中学校に通う保護者の方を対象に行ったアンケート調査」では、入塾のタイミングは小学4年生の2月〜小学5年生の1月が最も多いとの調査結果を公表しました。

小学5年生でも1月までに対策を始めていれば、ほかの子と大体同じスタートラインに立てるということです。

中学受験合格を5年生から目指すための5つの戦略

小学5年生から中学受験合格を目指すための戦略は以下の5つです。

中学受験に向けた戦略5つ
  1. 志望校を絞る
  2. 学習した知識を定着させる
  3. 科目数を絞って受験対策する
  4. 試験に出やすい分野の点数を伸ばす
  5. 過去問対策をする

受験対策に使える時間は限られており、正攻法で早くから準備している子に追いつくのは難しいです。

そのため、効率的に対策するための戦略を順番に紹介します。

1.志望校を絞る

小学5年生から中学受験を目指す場合は、志望校の数を絞りましょう。

志望校を絞る理由は、色々な学校を考えると対策に使う時間が分散されるためです。

志望校を絞り方は以下の3通りです。

志望校の絞り方は3つ
  • お子さんの学力に合わせる
  • お子さんの偏差値の範囲で気に入った学校を目指す。
  • 志望校を決めたあとは少し実力差があっても志望校を変えない

学力が低い状態で難関校を目指すことは、ハードルも高く受験に失敗しやすいです。

お子さんの学力に合った志望校を選んで、現実的に合格可能だと思える学校を目指しましょう。

ただし、お子さんのモチベーションや勉強次第では、志望校のレベルは上げられます

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偏差値+5~8の学校なら許容範囲です。

実力差があっても志望校を変えずに対策を続けることで、少し上のレベルの学校を目指せます。

2.学習した知識を定着させる

試験で正解を増やすためには、学習した知識を完全に定着させなければいけません。

知識を定着させるため必要となるのが「学習向上の3ステップ」です。

「分かる・できる・点になる」という3ステップで構成されており、知識が完全に定着する「点になる」を目指すことが重要です。

「できる」の段階だとわかったつもりの状態で止まることになり、時間が経過すると習ったことを忘れてしまいます。

ゆうた

知識を定着させるには、人に説明しなければいけません

家庭学習を行うときは演習を解くことに加えて、どのように問題を解いたかをお子さんに説明してもらうようにしましょう。

3.科目数を絞って受験対策する

少ない時間で受験対策をするにあたり、対策する科目数を絞ることも有効です。

中学受験では、国語・算数・社会・理科などの4科目で受験する学校もあれば、国語と算数の2科目で受験できる学校もあります。

2科目で受験できる学校であれば国語と算数の2科目に絞って勉強できるため、少ない時間でも集中して対策することが可能です。

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中学受験を考えるときは、2科目受験を行える学校かもチェックしておきましょう。

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4.試験に出やすい分野の点数を伸ばす

志望校の過去問の内容から、試験に出やすい分野の点数を伸ばすと試験に合格しやすくなります。

中学受験では志望校ごとに出題される問題の傾向は違います。

試験に出やすい分野をおさえながら、集中して対策すると試験で点数を取りやすくなるのです。

さらに、試験に出やすい分野の中から、自分の得意な分野を優先して勉強すると効率的です。

ゆうた

試験に出にくい苦手分野には時間を割いてはいけません。得意分野を勉強しましょう。

5.過去問対策をする

志望校に合格をするためには、過去問対策が欠かせません。

過去問対策を行う上で、おさえておきたいポイントは以下の2つです。

過去問の対策方法
  • 過去問は夏からスタートする
  • 試験に出やすい分野や得意分野から対策する

過去問は最低でも夏からスタートしておくことが重要です。

特に基礎ができていない人ほど、過去問は早めに始めなければいけません。

試験に出る分野を早めにおさえて対策することで、点数を上げられます。

ゆうた

試験対策は相手を知ることが大事。夏の時点で点数が取れなくても大丈夫です。

関連動画「【知らないと落ちる】中学受験過去問対策の真実10選」では、中学受験の過去問対策についてより詳細に解説しています。

受験に合格するために過去問対策で気をつけるべきポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験を5年生からでも間に合わせるために親がすべきことは5つ

小学5年生からでも受験に間に合わせるため、親御さんがすべきことは以下の5つです。

親御さんがすべきことは5つ
  1. 子どもと一緒に志望校へ見学にいく
  2. 良好な親子関係を構築する
  3. 学習に集中できる環境を作る
  4. 塾や学校の先生とコンタクトを取る
  5. 子どもの学習スケジュールを管理する

親御さんが十分にサポートできれば、中学受験合格に大きく近づきます。

サポート内容について、順番に解説します。

1.子どもと一緒に志望校へ見学にいく

優先してサポートしたい内容として、お子さんと一緒に志望校へ見学に行きましょう。

お子さんを連れて志望校へ見学に行くと、以下の効果を期待できます。

  • 合格した後の自分をイメージできる
  • 子どものモチベーションアップにつながる

志望校見学に行くと、合格して学校に通っている自分をイメージできます。

その結果、中学受験を目指す上で必要となる「合格して学校に通おうとする強い気持ち」がお子さんの内側から生まれます。

勉強に向かう意識に大きな違いが出るため、志望校が決まったら真っ先に見学に行きましょう。

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志望校見学は得られる情報も多く、お子さんの中で何かが変わるきっかけになります。

2.良好な親子関係を構築する

良好な親子関係を構築することも、親御さんができるサポートの1つです。

中学受験は、親子二人三脚で合格を目指して進めていきます。

しかし、親子関係が悪いと中学受験にスムーズに取り組むことができず、中学受験に大きな影響を与えてしまうでしょう。

良好な親子関係を構築するために必要な要素は以下になります。

良好な親子関係を構築するための7つの週間
  1. 傾聴する
  2. 支援する
  3. 励ます
  4. 尊敬する
  5. 信頼する
  6. 受容する
  7. 意見の違いを交渉する

特に重要なのは、お子さんの話をしっかりと傾聴することです。

しっかりとお子さんの話を聞いて適切な行動ができれば、親子関係の構築を進められます。

良い関係ができれば、受験に向かって親子で協力して進められるようになるでしょう。

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人間関係が良好になると、お子さんが自分から勉強に向かうようになります。

3.学習に集中できる環境を作る

受験対策に必要なサポートとして、学習に集中できる環境を作ってあげることです。

一般的な子どもの特徴として、家だとテレビやゲームなどの誘惑が多く、ほかのことが気になり勉強に集中できません。

そのため、お子さんが家で集中して勉強できないようであれば、自習室や図書館を活用するなど環境を変えてみましょう。

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受験に成功する親御さんは、子どもを取り巻く環境を変えることがうまいです。

自然に勉強できる環境を整えると親子間のストレスも軽減できるため、環境を利用して受験対策を進めることが大切です。

4.塾や学校の先生とコンタクトを取る

塾の講師や学校の先生とコンタクトを取って、中学受験の情報を積極的に聞きましょう。

塾の講師や学校の先生とコンタクトを取れれば、以下の効果が期待できます。

塾講師や学校の先生とコンタクトを取ることによる効果
  • 中学受験の情報を教えてもらえる
  • 自分の子どもの状況を教えてもらえる
  • 自分の子どもに足りないところが把握できる

中学受験の対策を行うには、情報収集が欠かせません。

自分の子どもがどれくらいの偏差値で、対策する科目や分野はどこかなど、正確に把握する必要があります。

塾の講師や学校の先生とコンタクトが取れていれば、お子さんの立ち位置を教えてもらえるため、次の行動に移りやすくなります。

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塾講師や学校の先生と繋がりが深くなれば、教育の優先順位を上げてもらえる可能性もあります。

塾講師や学校の先生と、友好的なコミュニケーションを取るようにしておきましょう。

5.子どもの学習スケジュールを管理する

お子さんの学習スケジュールを管理するためには、親御さんのサポートが大切です。

小学5年生の遅い時期から受験対策するためには、効率よく勉強することが求められます。

しかし、中学受験に向けた膨大な量の勉強について、お子さんだけでスケジュールを立てるのは難易度が高く管理できない可能性が高いです。

そのため、中学受験に向けたスケジュール管理は親御さんの協力が必要です。

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適切にスケジュール管理できれば、勉強効率は16倍も変わります。

関連記事「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」では、スケジュール管理の方法について詳しく解説しています。

中学受験に必要なスケジュール管理方法がわかるため、ぜひご一読ください。

【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介 「中学受験のための勉強スケジュールはどうやって立てればいいの?」「勉強スケジュールを計画する時に親が気を付けてあげるべきポイントは?」...

中学受験を5年生から始めるなら塾選びが重要

中学受験を5年生から始めるにあたり、重要になるのは塾選びです。

塾には集団塾と個別指導塾があり、それぞれ以下の違いがあります。

項目集団塾個別指導塾
授業形式講師1人に対して生徒は約30人で授業をする講師とマンツーマンで授業をする
カリキュラム年間を通して決められたカリキュラムを進める生徒にあわせたカリキュラムをオーダーメイドできる
学習環境他の生徒と切磋琢磨しながら学習を進められる
入塾のタイミングが遅いと勉強についていけない可能性あり
質問しやすく丁寧な指導を受けやすい
学力向上できるかは、講師の質に大きく左右される
授業料安価(月額1~2万円)高価(月額1.5~3.5万円)
集団塾と個別指導塾の違い

集団塾と個別指導塾どちらに通うかは、お子さんの偏差値によって決まります。

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偏差値60以下なら個別指導塾を選びましょう。

集団塾と個別指導塾の特徴について解説します。

偏差値60以上なら集団塾でも伸びる

すでに偏差値60以上のお子さんであれば、集団塾に入っても伸びる可能性があります。

偏差値60以上なら集団塾がよい理由は以下の通りです。

集団塾が良い理由
  • 集団塾の授業スピードについていける
  • 偏差値の高い子どもが集まるクラスに入れる

集団塾は受験対策に向けて、かなり早いペースで授業が展開していきます。

小学5年生時点だと、すでに小学校の授業で習う範囲を終えて受験対策の勉強をしている時期です。

そのため、基礎学力がついていないお子さんが集団塾に入った場合、授業のスピードについていけず学力を伸ばせない可能性があります。

しかし、基礎学力が十分にあるお子さんであれば、授業についていきながら学力を伸ばせるでしょう。

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学力の高い子どもが集まれば、周りと切磋琢磨して勉強を進められることも期待できます。

集団塾に向かないこの特徴は、関連記事「【失敗を回避】集団塾に向かない子の特徴5選!合格に必要な具体的なアクション3つも紹介」でも解説しています。

塾選びで悩んでいる人は、関連記事もぜひご一読ください。

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偏差値60以下なら個別指導塾を選ぶ

偏差値60以下のお子さんなら、個別指導塾を選びましょう。

個別指導塾を選ぶ理由は以下のとおりです。

  • 学習のフォローが手厚い
  • 各教科の習熟度を見ながらていねいに指導してもらえる

個別指導塾は講師からマンツーマンで指導してもらえるため、学習のフォローが手厚いことです。

各教科の習熟度を確認しながらていねいに指導してもらえるため、基礎からしっかり学習できます。

ただし、担当につく講師の力量に左右されるため、担当の選び方には要注意です。

ゆうた

経験のある先生かどうか確認しておきましょう。

お子さんにあった先生が担当になるように、優秀な講師を探しましょう。

中学受験は5年生からでも遅いことはない!親子で対策して合格を目指そう

中学受験は小学5年生から目指しても、タイミング次第ではまだまだ間に合います。手が届く範囲の志望校を選んで効率的に勉強を進められれば、受験に合格することができるでしょう。

ゆうた

遅い時期からでも中学受験を諦める必要はありません。

とはいえ、自分の子どもの状況から本当に間に合うのかと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。

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