子どもの指導法

子どもの受験で親がストレス【自分の目的・幸せを確認しよう】

子どもの学力や受験での進路に迷っている方や親子関係で悩んでいる方には、この記事がぴったりかもしれません。

本記事のテーマ

人生の目的や幸せを明確にする方法。自分の人生に向き合ってみよう。

日々の生活が忙しいと、目的や幸せを見失ってストレスを抱えてしまいがちです。
今回は、子どものことばかりではなく自分の人生について考えてみましょう。

はじめに

私はこれまで、様々な親御さんの悩みに触れてきました。

  • 学力のこと
  • 進路のこと
  • 部活のこと
  • 親子関係のこと
  • 子どもの個性のこと
  • ご家庭の経済面のこと
  • 学習習慣がついていないこと

ほとんどのご家庭で何かしらのお悩みを抱えていることでしょう。

悩みってのは辛いですよね。胸のつかえが取れないようなあの感覚です。

しかしそんな時にこそ、一度立ち止まって人生の土台となる「目的」「想い」を考えて欲しいのです。

  • 「何のために受験をするのか?」
  • 「どんな人生にしたいのか?」
  • 「どんな家庭の在り方が理想なのか?」
  • 「どのようなお子さんに育てたいのか?」

このように目的に問いかけることが大切です。

目的を再確認するというのは、これから先どうなりたいのか?という「想い」を見つめることと等しいです。

幸福こそは、われわれのあらゆる行いの目的。
ー哲学者アリストテレスー

このような言葉もあります。

私たちは幸福になるために日々生活しているにも関わらず、日々の忙しい生活のせいで目的や幸せが薄れてしまうと「何のためにやってるんだろう?」とストレスを感じやすいのです。

今一度、立ち止まって目的を見つめ直すことで、問題が解決するだけでなく、胸のつかえが取れストレスとは無縁の生活を送れるようになるでしょう。

今回は、子どものことでお悩みのお母様に、家庭の目的や人生で一番大事にしてる想いを明確にする方法を書き、受験を楽しく乗り越えられるお手伝いができたらと考えています。

ストレスや悩みは目的のあいまいさから来る

  • どんな家庭にしたいですか?
  • どのようなお子さんに育てたいですか?

ここに対する答えや想いが目的になります。なかなかパッと答えられる人は少ないのでは無いでしょうか?

この目的があいまいで不明瞭なものであると、思うような成果が出ずにストレスを感じてしまいます。

経営行動科学における、PILスコア (人生の意味・目的意識) のストレス緩和効果に関する一研究によると、人生の目的意識がストレス緩和を促した結果になったそうです。

私自身も、この受験サイトをやる目的、生徒指導を行う目的が明確なので、ストレスを一切感じることなく毎日続けることができています。

私は毎朝、自分の人生の目的を書いた手帳と向き合います。
そこで今日1日を有意義なものにしようと最高のスタートを切るのです。

成果は目的意識から作られる

思うような成果を出すためには土台となる目的意識の大きさが大事です。

出典;「成長マインドセット」吉田行宏

アイスバーグ理論では日常の成果は水面下にあるものでできているとされています。

もし、思うような成果が得られていない場合は能力やスキルももちろんですが、もっと根本的な意識や価値観が小さく不明瞭であることが原因です。

例えば、子どものやる気が引き出せなくて困っている。という方はコーチング力やマネジメント力といったスキル・能力が欠けていることもありますが、「このような子どもになって欲しい」という想いや、「成績に対する捉え方」という意識の部分がはっきりせず不明瞭なのかもしれません。

たしかに、生徒の成績が伸びなかったり成果が出なかったりするのは、暗記力やタイムマネジメント力などの原因よりも、そもそも志望校に合格したい気持ちが弱かったりすることが大きな原因です。
なので、私は生徒指導の際に、生徒の目的意識を明確にすることに全力を注ぎます。

子どもの目標を明確にしてやる気を引き出す方法についてはこちらにまとめています。

【子どものやる気を引き出す技術】ゲームの情熱を勉強に向ける方法心理学やコーチング含め科学的にも証明されている「子どものやる気を引き出す方法」について解説します。小学5年〜中学3年生のお子さんをお持ちで、ゲーム好き勉強嫌いで毎日ケンカして困っているお母様向けのサイトです。子供が夢や目標に向かう方法、やる気スイッチ、やる気にさせる魔法の言葉、やる気を育てるには、自信や自己肯定感も。...

あいまいな想いの先にはあいまいな結果しかありません。
まずは成果の土台となる目的を明確に強く持つことから始ましょう。

目的を明確にする方法(セルフコーチング)

目的というのは無意識のうちに明確になることはありません。人生や目的について考える時間を取らなければいけないでしょう。

そこで効果的なのが「セルフコーチング」というものです。ここでは、自問自答という意味で使っています。

私もこのセルフコーチングを繰り返し行うことで、自分の潜在意識に問いかけ、目的意識を強くすることができました。

セルフコーチング4つのステップ
  1. 意識の明確化
    「私が求めているものは何か?」
    「私の人生で本当に大切なものは何か?」
  2. 時間とお金の使い方を確認
    「そのために私は今何をしているのか?」
  3. 行動を客観的に評価
    「その行動を続けて求めるものが手に入るのか?」
    「その行動は効果的なのか?」
  4. 改善と実践
    「より良い方法を探して行動してみよう」

このセルフコーチングを行うことで、最初はぼんやりしていたことが明確になってきます。
さらに、目的を達成するために現在の行動が合っているのか、効果的なのか、を内省できるので行動を改善することができます。

先ほど、私は毎朝目的に向き合っていると書きましたが、このセルフコーチングも毎朝行い、より目的を明確にするように努めています。

このセルフコーチングは本当に効果が出ますので、一度騙されたと思ってやってみてください!
今の時間の使い方が未来の自分を形成します。過去の時間の使い方が今の自分を形成しているからです。
未来を変えるには今の行動を変えるほかありません。

幸せを決める肯定的解釈能力

アイスバーグ理論の画像を見てみると、ふるまいの箇所に青い文字がありますね。ネガティブワードです。
ネガティブな行動をすれば、必ず結果もネガティブになります。

実は、このネガティブな行動はネガティブな意識から来ています。なので、物事を肯定的に解釈できる力が大変重要になって来ます。

皆さんはポジティブ思考ですか?
それとも、ネガティブ思考ですか?

物事に対する捉え方(ポジティブorネガティブ)で人生の幸福度が決まるとも言われています。もちろん、捉え方は人の自由です。

例えば、受験を苦しいと思うのか、素晴らしい成長の機会と捉えるのかはその人の自由です。
しかし、その捉え方次第で結果は大きく異なります。

この記事を読んでいても、「どうせ、このやり方でも変わらないだろう」
そのように思ってる方もいるかもしれません。

その方は今セルフコーチングをやってみてください。
どうせ〇〇できないだろう、と捉えるのか。よし、少しやってみよう、と捉えるのか。

どちらの解釈が自分の理想に近づきそうでしょうか?
自ずと答えは出るはずです。

しかし、なかなかネガティブな考え方が取れない、肯定的な解釈ができないという方もいることでしょう。

実は、肯定的解釈能力はトレーニングすることができます。
こちらの記事を参考にしてくださいね!

【子どもの受験】親のストレスを解消する肯定的解釈の能力とは子どもが受験でストレス、子どもが勉強しない、成績も悪くてどうしたらいいか分からない、親のストレスで怒ることが多くて悪影響。そんな方へ、物事を肯定的に解釈する力について書きました。ポジティブな判断かネガティブな判断をするかは選択することができます。トレーニング方法も合わせてご確認ください。...

今回は、受験や勉強という問題ではなく、人生の目的について向き合って欲しいという内容でした。
日々の生活が忙しいと、つい目的意識が薄れてしまいます。
私と一緒に、毎朝のセルフコーチングを習慣にしていきましょう。

ということで今回はこれで終わりにします。最後まで、ありがとうございました。

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