子どもの指導法

中学受験の志望校の決め方は3ステップでOK!6年生の夏までに第1志望群に絞り込もう

「中学受験をするならいつまでに志望校を決めたらよいの?」
「志望校を決める際にはなにを意識すればよいのだろう?」
「志望校選びの注意点を知りたい!」

ゆうた

中学受験は、志望校選びから決まるといっても過言ではありません

学校によって、授業のカリキュラムや進学実績など、特徴が異なります。

とはいえ、志望校をどのように選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。中学校を比較する際、ついつい偏差値に目が行ってしまいがちな親御さんもいると思います。

この記事では、中学受験の志望校選びで悩んでいる方に向けて

  • 志望校の決め方
  • やってはいけない志望校の決め方
  • 決められない際の対処法
  • 併願校を選ぶ際のポイント

などを解説します。

最後まで読むことで、お子さんにぴったりの志望校を選ぶ糸口が掴めるでしょう。ぜひご一読ください。

執筆者情報

なお、中学受験を成功させるためには、志望校選びだけでなく親子関係も重要なポイントです。対談動画では、お子さんとの接し方を意識した事例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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中学受験の志望校は最初から1つに絞らなくてOK

中学受験の志望校はどうやって決める?流れをサクッと解説

中学受験の志望校は、スタートの段階で1校へ絞る必要はありません。

ゆうた

私の生徒も「ここに行けたらいいな」くらいのぼんやりした状態で入塾・受験準備を始めるご家庭は多いです!

大切なのは「この中ならどこでも前向きに進学できる」という、志望校の候補群を持つことです。

いくつかの行きたい学校があれば、成績の上下や学校見学による印象が変化したとしても、あらたに考え直す必要がなく対応しやすいです。

もちろん「第一志望が1校だけであること」自体は悪いことではありません。ただ、受験校全体を早くから1校前提で固めると、後から見直しづらくなるため注意が必要です。

中学受験の志望校の決め方3ステップ

中学受験における志望校の決め方

中学受験の志望校の決め方は以下の3ステップです。

  1. 親御さんが3~5校の候補を出す
  2. 親子で一緒に学校見学に行く
  3. 直前期の成績を見て最終決定する

志望校の決め方を知りたい方はぜひ参考にしてください。

1.親御さんが3~5校の候補を出す

最初の候補出しはお子さん任せにするより、まず親御さんが条件面から3~5校に絞るほうが現実的です。

小学生は、学校の教育方針や大学進学実績、通学負担まで含めて比較するのが難しいからです。

目安として以下の項目をチェックして3~5校程度まで絞りこむと、その後の見学や比較がしやすくなります。

志望校を決定するためにチェックしたいポイント
  • 子どもの適性(偏差値、共学・別学)
  • 家庭の条件(通学時間、学費)
  • 教育方針(進学校・付属校、校風、授業のカリキュラム、留学、進学実績)
  • 学校設備・生活(設備、部活動、行事、制服)
ゆうた

親御さんの視点でしっかりと条件を整理し、お子さんの適性に合った学校を見つけていきましょう!

実際に受験校を絞り込む際には、関連記事「中学受験は何校受ける?3~5校がおすすめの理由や併願シミュレーションについて解説」もあわせて参考にしてみてください。

中学受験は何校受ける?
中学受験は何校受ける?3~5校がおすすめの理由や併願シミュレーションについて解説 「中学受験は何校併願するべき?」「併願先はどのように決めたらいい?」「受験先を決める際に気をつけておくべきポイントが知りたい」 ...

2.親子で一緒に学校見学に行く

志望校の候補が出たら、説明会・文化祭・学校見学などに親子で一緒に足を運びましょう。

パンフレットやWebサイトだけではわからない、在校生の雰囲気・先生の話し方・校舎の空気感を確認するためです。

親御さん、お子さんで見てほしいポイントは異なるので、以下を参考にしてみてください。

学校見学の際にチェックしたいポイント
  • 親御さん:通学動線・学校の雰囲気・教育方針・安全面・施設の管理状態
  • お子さん:在校生の様子・教室や校舎の印象・制服・部活・行事などから、通いたいと思えるか
ゆうた

実際に学校を見たうえで、お子さんが「ここがいい」と思える学校を志望校にするのがおすすめです!

6年生の夏の時点で興味のある学校が3つほどあれば、十分です。

「校舎がきれい」「制服がかわいい」といった理由は一見軽く思えますが、子どものモチベーションに直結するので立派な判断材料となります。

3.直前期の成績を見て最終決定する

志望校の理想と現実の偏差値差を示すインフォグラフィック。上段は“表向きの志望校”で63、下段は“実際の志望校”で偏差値55、学校のイラスト付き。

秋から冬にかけて成績は上下するため、志望校は直前期である12月ごろの成績を見て最終決定しましょう。

偏差値だけでなく、通学時間・親子の納得感・進学実績も合わせて判断するのがおすすめです。

ただし、模試の偏差値が足りないからといって安易に志望校を下げるのは、モチベーションが一気に下がる原因になるため避けたほうがよいです。

ゆうた

志望校との実力差がある場合は、モチベーションを高める表向きの志望校と、現実的な実際の志望校を分けて考える戦略を取り入れていきましょう!

なお、関連記事「突破の秘訣】中学受験の偏差値45の壁とは?乗り越えるための方法も詳しく解説」では、偏差値を向上させる方法を紹介しています。

一般的に「壁」とされている偏差値45を乗り越えるノウハウを解説しているので、参考にしてみてください。

偏差値45の壁
【突破の秘訣】中学受験の偏差値45の壁とは?乗り越えるための具体的な対策も詳しく解説 「中学受験で偏差値45から伸びない理由は?」「壁を超えるためにできる対策はある?」「親ができるサポートがあるのなら知りたい」 中...

やってはいけない中学受験の志望校の決め方3選

ほかの家庭はどう決めた?アンケートで見る中学受験の志望校の決め方

やってはいけない中学受験の志望校の決め方を紹介します。

  1. 偏差値だけで判断する
  2. 親が独断で決めてしまう
  3. 1校だけに絞りすぎる

それぞれ詳しく解説します。

1.偏差値だけで判断する

中学受験の志望校を偏差値だけで決めるのはおすすめできません。

ゆうた

偏差値はあくまで合格可能性の目安であり、入学後にお子さんが楽しく通えるか、力を伸ばせるかまではわからないからです。

校風や教育方針、通学時間、先生との相性、部活動や学校行事など、6年間の学校生活が楽しいと思えるかを左右する要素はたくさんあります。

数字だけで判断すると、入学後に「思っていた学校と違った」と後悔するかもしれません。偏差値だけにとらわれず、お子さんに合った環境かを見極めてください。

2.親が独断で決めてしまう

実際に6年間通うのはお子さん自身なため、親御さんの独断で志望校を決めてしまうのは避けたほうがよいです。

親御さんが安心できる学校であっても、お子さんにとって校風や学習スタイルが合わなければ、入学後にストレスを感じる可能性があります。

また、自分で選んだ実感がないと、受験勉強へのやる気が続きにくくなることが懸念事項としてあげられます。

ゆうた

志望校選びでは、親御さんが情報を整理しつつも、最後はお子さんの気持ちを尊重することが大切です。

関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」では、避けるべき行動について解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

3.1校だけに絞りすぎる

絶対にここしかないと1校に絞りすぎるのはおすすめできません。

直前期に模試の成績が振るわなかったり、過去問の点数が取れなかったりした際のプレッシャーと精神的ダメージが大きくなるからです。

志望校は、早い段階で「第一志望群」を作っておき、直前期に1校に絞るほうが現実的です。

ゆうた

本命校に挑戦するためにも、お子さんがここでもいいなと思える納得のいく併願校を複数用意し、安心感を持たせておきましょう!

ここまで中学受験の志望校の決め方ややってはいけない志望校の決め方について紹介してきましたが、お子さんに適切な学校を1つに絞り込むのは難しいですよね。

志望校選びでお困りの親御さんは、私が開催している無料セミナーにご参加ください。500名以上の生徒を真摯にサポートした経験からお子さんの適性を見極め、志望校選びをサポートいたします!

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中学受験の志望校を決められない際の対処法5選

中学受験の志望校を決められない際の対処法

中学受験の志望校を決められない際には以下の方法を参考にしてください。

  1. ほかの家庭を参考にする
  2. 子どもの意見を尊重する
  3. 直前期の成績で判断する
  4. 大学進学実績をもとにする
  5. どうしても譲れない条件を優先する

それぞれ詳しく紹介します。

1.ほかの家庭を参考にする

志望校をどうしても決められない場合には、ほかの家庭がどのようなポイントを重視したかを参考にするとよいです。

進学塾・栄光ゼミナールが実施した「受験生アンケート[私立・国立中学受験編]」によると、中学受験経験者は以下の2点を重視しています。

中学受験の際に重視したポイント
  • 学習面では「学校の教育方針・校風」
  • 学習面以外では「在校生の雰囲気」

「学校の教育方針・校風」を挙げた割合は、受験生で78.7%、保護者で85.1%に上っています。

ゆうた

6年間通う場所で性格や価値観に合わない教育を受けると、お子さんはもちろん親御さんもストレスを感じる原因になります!

また、学習面以外では在校生の雰囲気を挙げた割合が、受験生で44.5%、保護者で53.8%となっています。

ほかの家庭の意見も参考にしながら、お子さんの性格や価値観に合った最適な志望校を見つけていきましょう

2.子どもの意見を尊重する

志望校を決められないときは、子どもの意見を尊重するのがおすすめです。

「学食が美味しい」「クイズ番組で見た」「文化祭が楽しかった」など、大人から見れば些細な理由であっても、中学受験に対する立派な原動力になります。

ただし、意見を尊重するといってもすべてを任せる必要はなく、親が条件整理をして、子どもが選ぶ形で構いません。

親子で志望校に関して意見が割れたときは、譲れない条件と優先順位を言語化すると整理しやすくなります。

「正解の学校を当てる」というより「親子ともに納得できる学校を選ぶ」意識が重要です。

ゆうた

お子さんの純粋な「行きたい」という気持ちを否定せず、勉強のモチベーションに変換してあげる声かけが大切です。

3.直前期の成績で判断する

志望校を決められないときには、直前期の成績を見て判断しましょう。

5年生や6年生の夏までは、あえて高い目標を掲げたままで走り続けるのも1つの方法です。

ゆうた

ただし、ギリギリまで何も決めないのではなく、6年生の夏までに「第一志望群」を決め、12月ごろに最終決定という流れにしておくのがおすすめです。

最終的な出願校は、11月~12月ごろに解き始めた過去問の相性や、直前期の模試の成績を見てから柔軟に決断すれば間に合います。

お子さんの実力と出題傾向の相性を見極めて、最適な出願戦略を立てていきましょう。

直前期にすべきことについては、関連記事「中学受験直前期にすべきことを受験のプロが徹底解説!合格率アップのテクニックも紹介」をあわせてご確認ください。

直前期の過去問の取り組み方や科目別の対策だけではなく、親御さんができるサポートについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

中学受験直前期にすべきことを受験のプロが徹底解説!合格率アップのテクニックも紹介 「中学受験の直前にしたほうがいいことはある?」「親ができるサポートについて知りたい」「直前期にやってはいけないことは?」 中学受...

4.大学進学実績をもとにする

お子さんの将来の目標がある程度決まっている場合は、そこから逆算して進学実績のある学校を選ぶのが賢明です。

たとえば、将来国公立大学や理系学部に進みたいのであれば、そうした進学実績を学校が強みとしているかを確認しておいてください。

一方で、大学受験を回避してのびのび過ごしてほしいなら、GMARCHなどの大学付属校をターゲットにするという視点も有効です。

ゆうた

合格者数の多さだけではなく、どの大学・学部に強いか、進路指導の方針はどうかまでチェックしましょう。

お子さんの進みたい道が明確になっている場合には、進学実績も重視するポイントになります。

5.どうしても譲れない条件を優先する

志望校が決められないときは、すべてを完璧に満たす学校を探すより、家庭として譲れない条件を優先します。

たとえば「通学時間は片道60分以内」「お弁当作りが厳しいから給食必須」「宗教色が強すぎない」など、ネガティブチェックをして残った学校から選んでいく方法があります。

また、以下のような条件を優先順位順に並べると絞り込みやすくなるので、参考にしてみてください。

チェックするポイント
  • 通学時間
  • 共学・別学
  • 校風
  • 進学実績
  • 学費
  • 部活や行事
ゆうた

お子さんと一緒に1つずつチェックして、何を優先するかを決めましょう。

なお、子どもの適性から判断したい場合には、関連記事「【知らないと損】公立中高一貫校に向いている子の特徴7選!自宅でできる対策も紹介」も役立つのでぜひ参考にしてみてください。

【知らないと損】公立中高一貫校に向いている子の特徴7選!自宅でできる対策も紹介 「公立中高一貫校に向いている子はどんな特徴があるの?」「合格するためにはどのような対策をする必要がある?」「自宅でできる対策を知りたい...

中学受験における併願校を選ぶ際の3つのポイント

中学受験における併願校を選ぶ際のポイント

中学受験における併願校を選ぶ際には以下のポイントを押さえましょう。

  1. 実力とかけ離れすぎないようにする
  2. 試験日程が被らないことを確認しておく
  3. 第1志望校の出題傾向との相性を見る

併願校選びに悩んでいる方は参考にしてください。

1.実力とかけ離れすぎないようにする

Two cartoon people talking; a speech bubble in Japanese says: 'あの中学に入りたくて今までこんなに頑張って来たのに… レベル下がるならこれから塾に行かなくていいや..' Below is a pink section with the heading '子どものモチベーションが急激に下がる' and a red banner reading '現時点で射程圏内の学校でさえ合格できなくなる!'

併願校を高望みの学校ばかりで固めると全落ちのリスクが高まります。

本命校に強気で挑むためにも、確実に合格が狙える併願校(滑り止め)を1校は確保しておきましょう。

ゆうた

併願校は、第一志望校だけでなく難易度のバランスを見て組むことが重要です。

偏差値に応じて、以下のように分類して戦略を立ててみてください。

併願校の分類方法
  • チャレンジ校:現在の偏差値より5ポイント程度上
  • 実力相応校:現在の偏差値と同程度
  • 安全校:現在の偏差値より5ポイント程度下
  • 腕試し校:本番前に雰囲気に慣れるための学校

ただし、安全校ばかりだと勉強に対するモチベーションが下がるため、バランスの取れた戦略を立てることが大切です。

なお、国立校の受験を検討している方は、関連記事「中学受験を国立のみに絞る注意点4選!私立併願をおすすめする3つの理由を解説」もあわせて参考にしてみてください。

中学受験を国立のみに絞る注意点4選!私立併願をおすすめする3つの理由を解説 「中学受験で国立のみに絞るのは危険?」「国立だけでなく私立も併願したほうがよいのかな?」「中学受験で志望校に合格するコツを知りたい」 ...

2.試験日程が被らないことを確認しておく

併願校は難易度だけでなく、受験日程まで含めて設計する必要があります。受けたい学校が複数あっても、日程が重なれば同時には受験できないからです。

特に首都圏入試では、1月校・2月校の配置や、午前・午後受験の組み方が重要です。

1月中に腕試し校や安全校を受験して、1校以上合格を確保しておくと精神的に安定しやすくなります。

ゆうた

万が一不合格だった場合の「翌日の出願締め切り」や「入学金の納付期限」も事前にエクセルなどでシミュレーションしておくのがおすすめです。

3.第1志望校の出題傾向との相性を見る

第1志望校と問題傾向(記述が多いか、選択肢が多いかなど)が似ている学校を併願校に選ぶと、過去問対策の負担を大幅に減らせます。

たとえば、記述量が多い学校、スピード重視の学校、思考力型の学校では試験対策の方法が異なります。

ゆうた

第一志望校と出題形式が近い学校を併願校に入れておくと、過去問対策が無駄になりにくいです!

逆に、出題形式が大きく違う学校を増やしすぎると、直前期の負担が重くなります。

安全校だからどこでもいいと安易に決めるのではなく、対策のしやすさまで考慮して併願校を選んでいきましょう。

過去問対策については、関連記事「【親御さん必見】中学受験の過去問対策はいつから始める?ポイントや失敗例とあわせて現役塾講師が解説」も参考にしてください。

中学受験の過去問対策はいつから?
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中学受験の志望校の決め方を知り第一志望合格を目指そう

中学受験の志望校の決め方を知り第一志望合格を目指そう

中学受験における志望校選びは、お子さんの将来を左右する重要な決断です。偏差値や進学実績に目が行きがちですが、学校の特色や教育方針など、さまざまな視点から検討する必要があります。

ゆうた

また、早い段階から準備を始め、お子さんと共に考えながら決めていく過程も重要です!

志望校選びのさまざまな要素を理解し、戦略的に併願校を選ぶことで、第一志望校合格への道が開けるでしょう。

さらに、中学受験では志望校選びを始めとした情報収集が必要です。学習環境の整備や良好な親子関係を維持する方法など、情報が結果を左右するといっても過言ではありません。

ゆうた

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