受験勉強

【超有益】中学受験の過去問対策はいつから?夏からすべき理由や効果を発揮するポイントも解説

中学受験の過去問対策はいつから?

「中学受験の過去問対策は何月からすべき?」
「過去問は何年前までさかのぼって対策したらいいの?」
「効果的な対策方法を知りたい」

6年生の授業範囲が終わる冬頃から、過去問対策をすればいいと思っている親御さんがいるかもしれません。しかし、対策が遅くなると適切な戦略を立てられないため、中学受験に失敗してしまう可能性があります。

ゆうた

過去問対策は夏から始めることで、志望校合格が見えてきますよ!

この記事では、中学受験の過去問対策はいつから始めるべきかと悩む親御さんに向けて、以下の内容を解説しています。

  • 過去問対策を夏から始める理由
  • 過去問対策をする目的
  • 効果を発揮するためのポイント

過去問でどれくらいの得点が取れればいいかも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

執筆者情報

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中学受験の過去問対策はいつから?6年生の夏から始める理由

中学受験の試験範囲は、小学校で習った6年分です。広い範囲から出題されるため、ポイントを絞って勉強しなければ、どの分野も中途半端にしか攻略できない可能性があります。

そのため、過去問対策を夏から取り組むことで、出題されやすい分野に絞って効率的に勉強を進めることが大切です。

ゆうた

また、志望校まで「偏差値が届いていない」「合格の可能性が低い」子どもほど、早めに取り掛かることをおすすめします!

周囲と差をつけるためには、戦略的に勉強を進める必要があるからです。初めのうちは合格最低点が取れなくても、まったく問題ありません。その分野を「理解できているか」を確認するために、過去問対策に取り組みましょう。

中学受験で過去問対策をする4つの目的

中学受験において、過去問対策をすることは非常に重要です。志望校合格を勝ち取るためにも、以下の4つの目的をしっかり理解しておきましょう。

  1. 志望校の出題傾向を確認する
  2. 問題の難易度を体感する
  3. 問題量から時間配分を考える
  4. 苦手分野を理解する

1つずつ解説していきます。

1. 志望校の出題傾向を確認する

志望校の過去問に取り組むと、出題されやすい問題を理解できます。分野によっては「出題されやすい」「まったく出題されていない」などと、対策すべきポイントが明確にわかるでしょう。

ゆうた

中学受験の範囲は広いため、ポイントを絞って効率的に勉強することが大切です!

出題される可能性が高い問題に絞って、過去問対策を進めましょう。

2. 問題の難易度を体感する

出題される問題は、受験する中学校により異なります。そのため、過去問対策をすることで、偏差値では計り知れない「難易度」を体感できるでしょう。

ゆうた

「じっくり考えるもの」「処理数が多いもの」などと、受験先によって問題タイプに特色があります

どのような難易度の問題が出題されるかを理解できていると、入試本番で戸惑うことが少なくなります落ち着いて試験に臨めるように、過去問対策で難易度を理解しておきましょう。

なお、科目別の勉強方法について詳しく知りたい方は、関連記事「小学生が成績を上げる方法6選!科目別の攻略法や親が取るべき行動を現役塾講師が解説」がおすすめです。親御さんがお子さんのためにできることも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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3. 問題量から時間配分を考える

中学校によって、国語は30問なのに算数は35問など、教科ごとに出題数に差があるケースがあります。そのため、過去問対策をせずに受験に臨んでしまうと、時間配分をうまくできずに悔しい思いをしてしまうかもしれません。

受験当日に実力を発揮するためには、どの問題にどれくらいの時間をかけられるかを、あらかじめ想定しておくことが大切です。

ゆうた

問題を解く順番を考えたり、見直しかかる時間を予想したりするためには、受験前に戦略を立てる必要があります!

4. 苦手分野を理解する

中学受験の過去問対策において苦手分野を理解する目的は、苦手を克服するためではありません。

ゆうた

苦手分野を得点化するのは難しいので、得意分野を伸ばすことを意識してください!

苦手分野の洗い出しには、過去問を解いて分析するのが効果的です。塾で受けた模試だと、問題の難易度によっては簡単に解けてしまうことがあります。

そのため、志望校の過去問に取り組む際は、苦手分野を洗い出すことに注力しましょう。

ここまで、過去問対策の目的を紹介したものの、実践できるか不安に思う親御さんもいるかもしれません。そのような方は、ぜひ無料の個別相談を活用してください。

ゆうた

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中学受験の過去問対策で効果を発揮するために押さえておくべきポイント8選

過去問対策をおこなう際には、以下の8つのポイントを押さえておくことが大切です。

  1. 10月までは時間制限なしで解く
  2. 満点を目指す必要はない
  3. 復習では間違えた箇所をすべてやり直す必要はない
  4. 採点時は〇△✕に分ける
  5. 基礎から固める
  6. ケアレスミスまとめをつくる
  7. 11月からは問題を解く順番を意識する
  8. 10年分を2回取り組む

志望校に合格するために、1つずつ実践してみてください。

なお、紹介しきれなかった過去問対策については、関連動画「【99%の人が知らない】中学受験の過去問対策ノウハウ20選」で解説しています。有料級の情報を詰め込んでいるので、役立つこと間違いありません。

1. 10月までは時間制限なしで解く

ゆうた

過去問対策を始めてすぐの頃は、時間にとらわれることなく問題を解くことに集中しましょう!

初めから時間制限をかけてしまうと、間違えてしまった理由が「時間が足りなかったのか」「理解度が足りていなかったのか」がわかりません。そのため、10月までは時間制限なしで合格点を取れるように、過去問を解き進めてください。

なお、合格までの効率的なステップは以下のとおりです。

過去問対策の3ステップ
  1. 時間制限なしで合格点を取る
  2. 時間内に合格点を取る
  3. 試験本番で合格する

3ステップを順番にこなすことで、実力がついてきます。解けなかった理由を明確にするために、時間制限を設けるのは11月からにしてください。

2. 満点を目指す必要はない

中学受験で志望校に合格するためには、過去問で満点を取る必要はありません。志望校の合格最低点を取れれば問題ないので、科目ごとに得点目安を設定しておきましょう。

たとえば、合格最低点が300点だった場合、以下のような配分が可能です。

科目目標点数
国語90点
算数90点
理科60点
社会60点
合計点数300点

ポイントは、得意科目と苦手科目の得点を同じにしないことです。4教科の総合得点で合格最低点が上回ればいいので、苦手科目の目安は低く設定しておきましょう。

ゆうた

不安な方は、志望校の合格最低点+20点を目安に設定するのがおすすめです!

なお、親御さんに知っておいてもらいたい受験に失敗してしまう子の特徴については、関連記事「【親御さん必見】中学受験に落ちる人の特徴10選!成功するための親のサポートを解説」で詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。

【親御さん必見】中学受験に落ちる人の特徴10選!成功するための親のサポートを解説 「中学受験に落ちる人の特徴を知りたい」「どれくらいの人が落ちる?」「成功させるために親ができることはないの?」 中学受験は高校・...

3. 復習では間違えた箇所をすべてやり直す必要はない

過去問を解いたあとの復習では、合格最低点が取れるのに必要な範囲だけをやり直しましょう。すべての問題が解けるようになるまでやり直すのは非効率だからです。

ゆうた

とくに、苦手科目については応用問題を復習する必要はありません

苦手を得意に変えるのは、たいへん時間がかかりますそのため、苦手科目の応用問題を習得するのにかかる時間をほかの勉強時間にあてましょう。

復習の際には必要な箇所を選別してやり直し、効率的に成績アップを目指してください。

4. 採点時は〇△✕に分ける

過去問を採点する際には、以下のような3パターンに分けておくと効率的に復習できます

過去問の分け方
  1. 〇:解けた問題
  2. △:間違えたけどもう少しで解けそうな問題
  3. ✕:時間をかけても解けそうにない問題

なお、復習する際には△の印がついた問題から取り組んでください。

ゆうた

中学受験に成功する子どもは「△を〇に変えられる子」です!

また、3パターンの比率は、多くのケースで以下のようになります。

問題比率
  • 〇:40%
  • △:30%
  • ✕:30%

そのため、△を〇に変えられれば、30%の得点アップにつながります。中学受験の過去問では、3パターンに分けて採点することを習慣づけてください。

5. 基礎から固める

過去問で応用問題を間違えた際は、対策すべきかを判断する必要があります。なぜなら、基礎がしっかり理解できていない可能性があるからです。

ゆうた

中学受験を成功させる子は、簡単な基礎問題を押さえています

応用問題に進む際には、基礎が身についているかを確認することが大切です。基礎となる土台ができてから、応用問題に取り組むようにしてください。

なお、応用問題は「間違えやすい」ようにつくられています。解説を読んで10分考えても理解できない場合には、後回しにしましょう。

6. ケアレスミスまとめをつくる

ゆうた

「わかっているのに間違えてしまった」などのケアレスミスを防ぐためには、まとめノートをつくるのが効果的です!

ケアレスミス集をつくっておくと、子どもが間違えやすい問題に特徴があることがわかるでしょう。子どもが自分自身でミスしやすい場所を発見できるため、親御さんが言わなくても自ら注意できるようになります。

ただし、お子さんの性格によっては、モチベーションに悪影響を及ぼしてしまう可能性があることには注意が必要です。ケアレスミスをまとめたノートのほかに「よく解けたノート」をつくっておくと、モチベーションの維持につながるのでおすすめです。

7. 11月からは問題を解く順番を意識する

入試直前期となる11月からは、少しでも高得点が取れるように意識する必要があります。そのため、過去問を解く順番を工夫しましょう。

ゆうた

たとえば国語なら、漢字から解いたり、説明文から取りかかったりなど、得意な問題から解き始めるのが効果的です。

なお、効率的に問題を解く方法として、以下の3つのコツを押さえておいてください。

効率的に問題を解く3つのコツ
  1. 得意・簡単な問題から解く
  2. 難問は後回しにする
  3. 難問は解かずに見直しに時間を確保する

11月以降に過去問を解く際には、時間配分にも意識し緊張感を持って取り組んでください。受験本番を意識していると、当日は落ち着いて試験に臨めます。

8. 10年分を2回取り組む

過去問を1年分取り組むと、合格率は3%アップするといわれています。そのため、合格率を上げるためには、1年分でも多く過去問に取り組むのが効果的です。

ゆうた

10年分を2周できるように、スケジュールを組んでおきましょう!

とはいえ、限られた時間のなかで、併願校の対策を並行しておこなうのは難しいかもしれません。第二志望以下の学校については、5年×2周を目標に過去問に取り組んでください。

なお、書店で過去問が見つからない場合には、フリマアプリなどで探してみると購入できるでしょう。

中学受験の過去問対策をいつからするかで合否が決まる

中学受験の過去問対策は、6年生の夏からおこないましょう。志望校の出題傾向がわかるため、戦略的に勉強が進められます

ゆうた

まだ志望校の偏差値レベルに到達していない「合格可能性が低い子」こそ、対策すべきポイントを押さえることが大切です!

お子さんを第一志望校に通わせてあげるために、効率的な過去問対策をおこないましょう。

とはいえ、本当に子どもが過去問対策に取り組んでいいのか不安に思っている親御さんもいるかもしれません。そのような方は、個別相談でお悩みをお聞かせください。

ゆうた

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