「中学受験をするかしないか迷っている…」
「うちの子は中学受験に向いているのだろうか?」
「中学受験をすることになったときの成功の秘訣を知りたい!」
中学受験は、メリットだけでなくデメリットもあります。そのため、チャレンジするかどうか迷っている方が多いのではないでしょうか。
お子さんにも負担がかかるため「親が決断してよいものなのか」と悩んでしまいますよね。
この記事では、中学受験を迷っている方に向けて、判断方法を紹介します。
加えて、これから受験にチャレンジする方に、成功の秘訣を解説します!
「中学受験をするかどうか判断したい」「志望校に合格するためのノウハウを知りたい」と考えている方は、ぜひご一読ください。
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中学受験をするかしないかの判断方法8選
中学受験をするかしないか迷った際には、以下8つのポイントから判断してみてください。
- 子どもが中学受験に対して意欲的か
- やりたいことや叶えたいことが決まっているか
- 子どもが心身共に健康かどうか
- 中学受験にかかる費用を捻出できるか
- 高校・大学進学の方針が明確か
- 中学受験と高校受験どちらが向いているか
- 親が中学受験のサポートをおこなえるか
- 親子の関係は良好か
それぞれのポイントについて順番に解説します。
1.子どもが中学受験に対して意欲的か
中学受験は、お子さんのモチベーションによって結果が左右されます。やる気がないと、優秀な塾に通ったとしても志望校への合格は難しいです。
お子さんの中学受験への意欲を判断するには、以下の3点を行いましょう。
- お子さんの本気度を確かめる質問をする
- お子さんが自主的に勉強する時間を計算する
- 模試やテストの結果に悔しがっているか反応を見る
お子さんの本気度を確かめるには「志望校に行きたい気持ちは何%くらい?」「偏差値で言うとどのくらいのレベルになりたい?」などの質問をします!
親御さんの自己採点により、お子さんの本気度が3割にも満たないようなら注意が必要です。成績向上が難しく、失敗する可能性が高いと言えます。
残念ですが、中学受験を断念することも検討しなければなりません。
なお、中学受験をあきらめるかどうか悩んだ際には、関連記事「【後悔しない】中学受験をやめるか決断するポイント3選!5つの悩み別に対処法を解説」をあわせてチェックしてみてください。
2.やりたいことや叶えたいことが決まっているか
やりたいことや叶えたいことが明確なお子さんは、中学受験が向いています。目標や目的にあわせて志望校を選択できるためです。
たとえば「サッカー選手になりたい」という夢があるのなら、プロ選手を多く輩出していたり、コーチが優れていたりする学校を志望することが考えられます!
一方、やりたいことや叶えないことがあいまいなお子さんは、中学受験に向いていません。
「中学受験だから」といって焦るのではなく、中学生や高校生になってから夢を見つけるのもよいでしょう。
3.子どもが心身共に健康かどうか
中学受験では、小学生の段階から豊富な知識を身につける必要があります。時間と労力が必要であり、お子さんにかかる負担が大きいです。
たとえば、受験では以下のことに耐えなければなりません。
- 塾で周りのお子さんと成績を比べる
- 「志望校に合格しなきゃ」というプレッシャー
- 友だちとの遊びを断ってまで勉強にはげむ
- 1日数時間以上の学習
とくに、中学受験は年単位の長期戦です。試験を受けるまでには、肉体的・精神的な持久力が求められます。
中学受験にチャレンジするのであれば、お子さんは心身共に健康である状態でなければなりません!
4.中学受験にかかる費用を捻出できるか
中学受験にチャレンジするには、以下のお金がかかります。
- 塾代:年間80~100万円
- 受験料:私立2~3万円、国公立2,000~5,000円
たとえば、4年生から3年間塾に通って、私立2校・国公立1校を受験した場合は、245~300万円の費用を捻出しなければなりません!
加えて、合格したあとにも入学金や授業料などのお金がかかります。国公立は無償ですが、私立だと卒業までで約420万円が必要です。
中学受験を考えている親御さんは、ここまでの費用が捻出できるのかを考えましょう。
なお、関連記事「【悩みを解決】中学受験でお金がないときの対処法5選!費用抑えてできる学習支援の方法を紹介」では、お金を工面する方法を紹介しています。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
5.高校・大学進学の方針が明確か
高校・大学進学の方針が明確である場合、中学受験にはメリットがあります!
中学受験を突破して中高一貫校に入学すれば、付属高校へエスカレーター式で入学できます。つまり、高校受験の必要がないということです。
加えて、大学受験では、内部進学や推薦制度などを活用できる場合があります。普通に受験するよりもお子さんの負担が減るのはメリットです。
高校や大学進学を視野に入れている場合は、中学受験を検討してみてもよいでしょう。
6.中学受験と高校受験どちらが向いているか
中学受験をしない場合、高校へ進学する際に受験を経験することになります。そのため、それぞれの違いを明確にしておきましょう。
- 試験の難易度:中学受験のほうが高い
- 偏差値:中学受験のほうが低くなる
試験の難易度は、高校受験よりも中学受験のほうが高いです。とくに難関校では、小学校の授業で習わない内容では解けない問題も多く出題されます。
また、中学受験と高校受験では、偏差値に考え方が異なります。
中学受験は試験に向けて勉強にはげんでいるお子さんのみが母集団を形成するため、偏差値が低く反映されやすいです。
高校受験の偏差値と比較すると、同じ学力でも10以上低く出ることも珍しくありません!
中学受験を検討しているなら、入試を想定した模試を受けてみることをおすすめします。
7.親が中学受験のサポートをおこなえるか
中学受験は、親子二人三脚で挑むものです。そのため、お子さん1人だけでは成功は見込めません。
なお、親御さんが行いたいサポートは、以下のとおりです。
- 中学受験のスケジュールを管理する
- 塾や学校の先生にお子さんの状況を確認する
- お子さんが学習しやすい環境を整える
- 親子で一緒に志望校見学へ行く
- 中学受験に関する情報を徹底的に集める
これらのサポートはほんの一例です。親御さんは、さまざまな面でお子さんの中学受験を支援しなければなりません。
親御さん自身が努力できないのであれば、中学受験はやめておいたほうがよいでしょう!
8.親子の関係は良好か
親子の関係が良好でないと、中学受験は失敗しやすいです。精神的なダメージを受けたり非行に走ったりなど、お子さんが受験をあきらめる結果にもつながりかねません。
親御さんは、お子さんへの接し方や言葉のかけ方などを意識する必要があります。そのため、以下の行動をしていないかを確認してみてください。
- 批判する
- 攻める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
中学受験をするかしないかに関わらず、上記の習慣を行わないよう注意しましょう!
なお、私の公式LINEでは、お子さんとの関係性に悩んでいる親御さん向けに個別相談会を実施しています。
「子どもへの声のかけ方がわからない」「勉強をしてくれなくてつい叱ってしまう」などの悩みを抱えている方は、ぜひ以下のリンクからLINEの友だち追加をしてみてください。
中学受験を成功に導く7つの秘訣
こちらでは、中学受験にチャレンジする方向けに、志望校に合格するための秘訣を紹介します。具体的な方法は、以下の7点です。
- 志望校の見学会・説明会に参加する
- 子どもと相性のよい塾を吟味する
- 基礎固めに力を入れる
- 過去問対策のノウハウを身につける
- 学習スケジュールを管理する
- 学習環境を整える
- 中学受験の戦略を立てる
「志望校に合格して欲しい」「親ができるサポートを知りたい」と考えている方は必見です!
ぜひ参考にしてみてください。
1.志望校の見学会・説明会に参加する
志望校については、親子が考える時間を取ることが大切です。興味のある学校をインターネットで調べたり、実際に見学に行ったりします。
とくに、志望校への見学会・説明会には積極的に参加しましょう。入学したときのイメージが明確になり、お子さんが「絶対に合格するぞ」と感じ意欲を高められます。
以下の図のように、やる気を引き出すことで学習方法を知り、志望校に合格するという目標を達成できます!
仕事や育児で忙しいとは思いますが、ぜひ時間を割いて志望校の見学会や説明会に参加しましょう。
2.子どもと相性のよい塾を吟味する
中学受験に合格を勝ち取るには、塾を利用することも検討してみましょう。学校の授業や自主勉強に加えることで、勉強の質を高められます。
とはいえ、ただ単に塾に通えばいいというわけではありません。塾によって特徴やカリキュラムが異なるので、お子さんとの相性を考えて選びましょう。
ちなみに、お子さんの偏差値が60以下なら、手厚いフォロワーやオーダーメイドのカリキュラムが強みの個別塾がおすすめです!
とはいえ、塾の種類は多く選ぶ際に悩む方は多いのではないでしょうか。
関連動画「【塾選び完全版】集団塾と個別指導塾どっちがいいか向いてる子の違い比較」では、集団塾と個別塾を比べて紹介しています。ぜひ参考にして、お子さんにあった塾を選定してみてください。
3.基礎固めに力を入れる
基礎ができていないと、振り返りに使う時間が増えてしまいます。結果、中学受験対策のための時間を確保しにくくなるでしょう。
加えて、入試で出題される問題は、基礎ができていることを前提としています。学校の宿題でつまずいたり塾についていけなかったりすれば、前の範囲の基礎に戻りましょう。
また、応用問題に取り組む際には、以下のように10分考えてもわからなければ基礎問題に取り組みます。
解説を読んでもわからなければ、基礎ができていない証拠と言えるでしょう!
4.過去問対策のノウハウを身につける
1年分の過去問を解くことで、合格率は3%上がると言われています。そのため、中学受験では過去問対策が必須です。
しかし、やり方が間違っていると、正答率や合格率は上がりません!
正しい過去問対策の方法は、主に以下のとおりです。
- 10年分を2周解く
- 過去問対策は夏から取り組む
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
とくに、過去問に取り組み始める時期には注意しなければなりません。小学6年生の夏から始めることで、出やすい分野に絞って力を入れられます。
5.学習スケジュールを管理する
中学受験では、スケジュールの有無が結果を左右すると言っても過言ではありません!
計画を立てることで、宿題以外の学習ができたり、目標を達成しやすくなったりします。
学習スケジュールは、以下の手順で立ていきましょう。
- スケジュール表に1週間の予定を書く
- 別のスケジュール表に毎日の予定を書く
- 1日の終わりに計画通りできたかを振り返る
スケジュールを振り返る際には、スタンプやシールでモチベーションを上げるのがおすすめです。
なお、学習計画の立て方については、関連記事「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」にて解説しています。具体的な手順を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6.学習環境を整える
中学受験をすると決まったら、学習環境を整える必要があります。集中できる環境を作ると、お子さんが自然と勉強に取り組んでくれるようになるためです。
学習環境を整えるには、主に以下の方法が挙げられます。
- 一定時間になったらスマホができないよう設定する
- 子ども部屋に勉強の誘惑となるもの(ゲーム、マンガ)を置かない
- 勉強している間はスマホを預かる
- 毎日決まった時間にテレビを消す
このように誘惑を排除する仕組みを作ることがポイントです!
自宅での学習に加えて、図書館や塾の自習室を活用するのもおすすめです。
7.中学受験の戦略を立てる
中学受験で志望校に合格するためには、戦略を練る必要があります。具体的には、頻出分野を優先して対策したり、受験科目を2つに絞ったりしましょう。
試験に出にくい分野をやっていても、正答率が上がる可能性は低いです。それなら試験に出やすく、かつお子さんが得意な分野から優先するのが好ましいです。
頻出分野を確認するためには、志望校の過去問の出題と傾向をチェックしましょう。そのなかに、お子さんの得意分野があるかを確かめます。
加えて、4科目受けるよりも、2科目(国語と算数)だけのほうが学習に充てられる時間を増やせます。
限られた時間で志望校合格の可能性が高まるので、科目を絞って合格を目指すのも手法のひとつです!
中学受験をするかしないか迷ったら親子の現状から判断しよう
中学受験は、お子さんや親御さんにどちらも負担がかかります。
しかし、メリットがあるのも事実です。お子さんの夢を実現しやすかったり、高校・大学受験の負担を減らせたりします。
中学受験をするかどうか迷ったら、お子さんの意欲や経済状況など、さまざまな面から判断しましょう!
とはいえ「うちの子が中学受験に向いているかわからない」と考えている親御さんは多いのではないでしょうか。
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