「5年生から塾に通っても中学受験に合格できるの?」
「スタートが遅れても取り戻せる魔法のような勉強法はあるの?」
「塾の選び方がわからない」
ライバルが3~4年生の頃から勉強に取り組んでいるため、5年生からでは遅いのではないかと心配している親御さんもいるでしょう。
現状の偏差値にもよりますが、小学5年生からでも中学受験に合格はできます。
ただし、ライバルたちとの差を埋めるためには、勉強への取り組み方や塾選びなどが非常に重要です。
そこで本記事では、以下のポイントについて解説します。
- 5年生からでも間に合う理由
- 5年生からの入塾が遅いと言われる理由
- 正しい塾の選び方と合格実例
- 効果的な勉強方法と親ができるサポート
子どもに後悔させたくない親御さんは、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

私が運営しているYouTubeチャンネルでは、受講生の親御さんとお子さんとの対談を紹介しています。なかでも5年生が国語偏差値を15アップした方法は参考になるはずなので、ぜひご覧ください。
私の公式LINEでは中学受験で悩んでいる親御さんに向けて、大手塾の選び方をまとめた「中学受験完全攻略」という電子書籍を無料でプレゼントしています。
5年生からスタートするなら遅れを取り戻すためにも、お子さんに適した塾を選ぶことが欠かせません。
お子さんが中学生となる春に後悔しないためにも、正しい情報をつかんでおいてください。
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中学受験は5年生から塾に通っても間に合う

5年生からでは間に合わないのではないかと心配する親御さんもいますが、中学受験での合格は目指せます。
しかし、他の子との差を埋めるために、人一倍努力したり効率よく勉強するために工夫したりすることは欠かせません。
塾のカリキュラムは4~6年生の3年間で完成するように組まれているからです。一般的には中学受験を目指しているなら、小3の2月から通塾するのが良いとされています。
ライバルたちからの遅れを取り戻すための工夫が必要です!
1年程度の差を埋めるためには、塾選びや勉強内容が「要」となります。お子さんのプレッシャーや負担を軽減させるためにも、親御さんが適切にフォローしてあげてください。
中学受験で5年生からの入塾が遅いと言われる理由3つ

中学受験で5年生からの入塾が遅いと言われる理由には以下のようなものがあります。
- 小3の2月から受験対策が実施されているから
- 基礎レベルの取り扱いは小4までだから
- すでに一通りのカリキュラムが終わっていることがあるから
それぞれ詳しく説明します。
1.小3の2月から受験対策が実施されているから
多くの中学受験塾のカリキュラムは、4年生からの3年間で受験勉強が完成するように組まれています。
そのため、実質的な受験対策のスタートは小3の2月からとなり、5年生の段階ですでに1年分の学習が進んでいる状態です。
5年生からの入塾では、ある程度の学習習慣や基礎知識が身についているライバルたちの中に、途中から飛び込むことになります。
スタートラインですでに差がついてしまっているため、5年生からの入塾は遅いと言われやすいのです。
2.基礎レベルの取り扱いは小4までだから
5年生になると、4年生で学んだ基礎を前提とした応用問題や専門的な学習がメインになります。
中学受験の学習方法は、同じ内容を徐々に難易度を上げながら学習を進めていくスパイラル方式が採用されています。
たとえば、算数では単に式を解くだけでなく、問題文の意味を深く理解したうえで自ら条件と式を導き出さなければいけません。
4年生で築くはずの基礎がないまま入塾すると、急激な難易度の変化についていけず挫折する可能性が高くなります。
3.すでに一通りのカリキュラムが終わっていることがあるから
大手進学塾では、5年生の2月までに社会の公民を除いた全範囲の学習を一通り終わらせることがあります。
そのため、5年生から入塾すると、すでに終了している単元を自力で補う必要が出てきます。
カリキュラムの進度が早い塾では、遅れを取り戻すのに多大な時間と労力がかかるため、5年生からの入塾は遅いと言われます。
5年生から入塾するなら?中学受験の塾選びのポイント5選

5年生から入塾するなら、お子さんの現状に合った中学受験の塾選びが重要です。塾選びのポイントは以下の通りです。
- 偏差値60に達しているか
- 志望校に合わせたカリキュラムを組んでくれるか
- 遅れをとっている単元のフォロー体制があるか
- 親御さんが抱える負担が大きすぎないか
- 通塾にかかる時間は現実的か
5年生からの入塾を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1.偏差値60に達しているか
偏差値が60未満のお子さんは、集団塾ではなく個別塾を選ぶのがおすすめです。基礎を完璧に理解できていない状態で集団塾に入っても、授業についていけない可能性が高いからです。
集団塾の場合には、カリキュラムどおりに授業が展開されます。習熟度にあわせてもらえないため、60以下の場合には授業が理解できない状況に陥るでしょう。
つまずいた分野があるまま次に進めば、成績アップは期待できません。「わかったつもり」にはなれても、勉強内容を深く理解できないままとなる可能性があります。
偏差値60以下のお子さんは、基礎から徹底的に学べる個別塾を選びましょう。
5年生から始めるなら、1秒たりとも時間を無駄にできません。
なお、関連動画「【塾選び完全版】集団塾と個別指導塾どっちがいいか向いてる子の違い比較」では、より詳しく解説しています。成績を伸ばす方法も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
2.志望校に合わせたカリキュラムを組んでくれるか
塾を選ぶ際は、お子さんの志望する中学校の出題傾向に合わせた対策ができるかを確認することが重要です。

中学校の入試タイプによって出題される問題の形式が大きく異なるからです。 具体的には、以下のような違いがあります。
- 私立中学:独自性の強い試験問題
- 国立中学:総合力が問われる試験問題
- 公立中高一貫校:適性検査と作文などを出題
志望校の出題傾向に合わせた無駄のない対策を進めることが、限られた時間で合格を掴むための鍵となります。
志望校に特化したカリキュラムやコースがあるかを、入塾前にしっかりと確認しておきましょう。
3.遅れをとっている単元のフォロー体制があるか
入塾前に現状の学力を把握してくれるか、遅れた単元を補える仕組みがあるかを、必ず確認しましょう。
個別指導やオーダーメイド型の塾であれば、入塾時点の学力から柔軟に学習計画を立ててくれます。
一方、集団指導塾はカリキュラムが固定されており、遅れを取り戻しにくい傾向にあります。
お子さんに合ったフォロー体制が整っている塾を選ぶことで、5年生からの入塾でも学力を伸ばすことが可能です。
4.親御さんが抱える負担が大きすぎないか

塾を選ぶ際は、親が現実的にどこまでサポートできるかという視点も重要です。
難関校特化型の塾は教材・授業の質が高い反面、宿題管理や復習のフォローなど家庭側の負担も大きくなります。
共働きで勉強を見る時間が取りにくい場合には、自習室のサポートが手厚い塾を選ぶなどの工夫で対処方法を考えておくことが必要です。
なお、共働き家庭の塾選びには、関連記事「【後悔なし】共働き家庭で中学受験をする際の塾選びのポイント5選!おすすめの塾も紹介」も役立ちます。あわせて参考にしてみてください。
5.通塾にかかる時間は現実的か
6年生になっても無理なく通い続けられる距離かは大切なポイントです。6年生になると、週に4~5回通うことになるためです。
通塾に時間がかかりすぎると、体力的な負担が大きくなるだけでなく、最も重要な復習の時間が削られてしまいます。
毎日の学習サイクルを崩さないためにも、通いやすい距離にある塾を選ぶことが重要です。
ここまで、塾の選び方について紹介しましたが、比較検討の時間があまり取れない親御さんもいるのではないでしょうか。
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5年生から中学受験をして志望校に合格した事例3選

中学受験は5年生から対策しても間に合わないのではないかと、不安に思っている方もいるかもしれません。
そこでここでは、5年生からスタートして見事志望校合格をつかみ取った生徒の事例を紹介します。
- 夏スタートでも倍率12倍の「明治大付属日本学園中学」合格
- 12月開始後すぐに2科目受験へ切り替え!「桐朋女子中学」合格
- 3月から土日は復習時間にあてて「西大和学園中学」合格
どのような戦略で壁を乗り越えたのか、ぜひ参考にしてみてください。
1.夏スタートでも倍率12倍の「明治大付属日本学園中学」合格
小5の夏から本格的に受験勉強を始めて、倍率12〜13倍の明治大付属日本学園中に見事合格した事例です。
学校授業のサポート目的で3年生から通塾していたものの、中学受験は視野に入れておらず対策はしていませんでした。しかしその後、周囲のお友達の影響を受け、本人の意思で受験を目指すことになりました。
ただ、理科の物理分野と算数には苦手意識が強く、自分で考えて行動するのも得意ではないことから、どのように克服すればいいかに悩んでいたのです。
そこで、以下のように学習を進めました。
- YouTubeの映像授業で理科の苦手分野を繰り返し学ぶ
- 途中計算を書き込めるよう過去問は拡大コピーをして余白をつくる
親御さんには裏方に徹してもらうことで、生徒本人の主体性の引き出しにも成功しています!
こうした取り組みで理科の偏差値は50台後半、算数は60レベルに達し、見事志望校合格を勝ち取りました。
もっと詳しく知りたい方は、関連記事「【倍率12〜13倍】明治大付属世田谷中学合格!主体的に勉強に取り組むようになったきっかけ」もあわせてお読みください。
2.12月開始後すぐに2科目受験へ切り替え!「桐朋女子中学」合格
12月から中学受験をスタートし、たった1年で桐朋女子中に逆転合格した事例です。
スタート時点で、学校授業の範囲でさえあやしい部分があり、さらには算数の「特殊算」の存在すら知らない状態でした。
12月時点だとライバルはすでに主要単元は一通り習った状態だからこそ、合格に必要なことだけに思い切って絞り込むことが大切です。
そこで実践したのが、以下のような取り組みでした。
- 4科目ではなく2科目受験に絞る
- 2科目受験が可能な学校を志望校にする
- 子どもに対する親の関わり方を見直す
親御さんは「〇〇のようになりたい」という自由の欲求(人間の行動メカニズムの土台)を満たす声掛けで、子どもの自主的に学ぶ力を育てました。
取り組むべきことを絞り込み、正しい戦略を立てることができれば、1年という短い期間でも合格は可能です。
なお、生徒がどのように変化したのかは、関連動画「【合格者対談】中学受験のスタートが遅れるも偏差値44桐朋女子中に合格! 」にて確認してみてください。
3.3月から土日は復習時間にあてて「西大和学園中学」合格
小5の3月から塾に入り、全体偏差値45から60レベルに達し、関西最難関の1つである西大和学園中に合格した事例です。
算数や理科の遅れている単元についていくのが大変ななか、塾の宿題をこなすのにも精一杯な状況でした。わからない問題に何時間もかけてしまうなど、学習効率の面でも課題がありました。
そこで、以下のように工夫して対策しました。
- 公開模試を使って苦手単元をあぶり出す
- 土曜日は宿題と復習の時間として固定する
- 成績表をもとに過去問対策の優先順位をつける
過去問対策では、本人の弱点と志望校の出題傾向の重なった部分だけに集中して取り組む戦略が、とくに成績アップにつながりました。
遅れを取り戻そうとすべてに取り組むのではなく、弱点を見極めて優先順位をつけることが、難関校合格には欠かせません。
6年生の夏頃から成績がぐんと伸び、睡眠時間をしっかり確保したうえで、合格を果たしています。
関連動画「【合格者対談】西大和学園中学合格者レポート 」では、親御さんのサポートも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
5年生からでも上手くいく!中学受験で活用できる4つの合格ノウハウ

5年生から入塾するなら、いくつかのテクニックを活用したうえで効率的に勉強することが必要です。
- 中堅校を目指すなら国語と算数の2科目に絞る
- 基礎を反復して完璧にする
- レベルにあった志望校を選ぶ
- スケジュール管理を徹底する
ぜひ参考にしてください。
1.中堅校を目指すなら国語と算数の2科目に絞る

志望校の受験科目をチェックし、2科目受験が可能なら国語と算数の勉強に絞り込みましょう。5年生からの中学受験勉強は、効率の良さが求められます。
また、勉強する際には1科目ずつを伸ばすつもりで取り組むのがコツです。それぞれバランスよく勉強しようとすると、どちらも理解できていないといった良くない状況に陥ります。
時間がないなら「選択」と「集中」が成功の鍵を握ります!
あえて4科目に取り組むよりも、2科目に集中して成績アップを目指しましょう。
2.基礎を反復して完璧にする

中学受験に5年生から取り組むなら、基礎を反復して完璧にしておきましょう。
塾では中学受験の本格的な対策のため、応用に勉強内容が変わるからです。そのため、基礎を徹底しておかないと、授業についていけない可能性があります。
時間がないからと応用問題から取り組んでも、本質的な部分が理解できていないと受験当日に「解けない」という状況に陥ります。
解法を自分の言葉で説明させるのが重要です。基礎部分は、早めに攻略しておいてください。
3.レベルにあった志望校を選ぶ

実力にあった志望校選びは、中学受験を成功させる方法の1つです。5年生になる前から受験対策を始めていた子とは、基礎知識や勉強量を含めて圧倒的な差があります。
そのため、あまりに実力とかけ離れたレベルの学校を志望しても合格は困難でしょう。
5年生からの中学受験は、志望校選びも成功の鍵を握っています。
なお、志望校は以下の2種類に分類できるので、学力だけではなく子どもの希望も聞いて選ぶようにしましょう。
- 表向きの志望校:モチベーションが高まる学校
- 実際の志望校:偏差値「+5~8以内」の現実的な学校
志望校を途中で変更する際にも、子どもと一緒に考えることが大切です。
4.スケジュール管理を徹底する
子どものスケジュール管理を徹底することは、5年生から中学受験を始めるなら重要です。ライバルたちが3~4年生から受験対策をしていることから、遅れを取り戻す必要があります。
短い期間で多くの学習量をこなすには、勉強する内容にも取捨選択が求められるのです。
スケジュールには、目標を達成するために「何の勉強をどれくらい取り組むか」を具体的に書き出しておきましょう。
次にすべきことを明確にすることで、迷う時間がなくなります。
ただし、スケジュールを立てるのはお子さんだけでは難しいことがほとんどです。親御さんが一緒になって計画してあげてください。
なお、スケジュールの効果的な立て方については、関連動画「【99%の親が知らない】中学受験のスケジュール管理ノウハウ20選【完全保存版】」で解説しています。あわせてチェックしてみてください。
5年生からの中学受験を成功させるためにできる親のサポート4つ

5年生からの中学受験を成功させるためにできる親のサポートには、以下のことが挙げられます。
- 体調管理を徹底する
- 勉強する環境を整える
- モチベーションを下げないような声かけをする
- 積極的に塾や学校の先生とコンタクトを取る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.体調管理を徹底する
子どもによっては「ライバルとの差を少しでも縮めたい」「勉強していないと不安」と、焦りを感じて無理をする子がいます。
しかし、根を詰めた勉強は、かえって体調を壊すこととなり、効率ダウンにつながりかねません。
親御さんはお子さんが無理をしないように、生活リズムを整えてあげてください。
起床・就寝時間、食事の時間を一定にしておくことで、健康的な生活ができるようにしておきましょう。また、栄養バランスの整った食事を用意することも求められます。
お子さんの適切な睡眠時間については、関連記事「【ここで差がつく】中学受験対策は睡眠時間の確保が重要!質を高めるポイントも解説」もあわせてご確認ください。
2.勉強する環境を整える

子どもは誘惑に負けやすいため、周りの環境を整えてあげることは非常に大切です。たとえば、家で勉強するなら以下のような物は部屋に置かないようにしましょう。
- スマホ
- ゲーム機
- 漫画
これらを排除するだけでも、勉強への集中力がグッと高まりますよ!
なお、家ではどうしても集中できないお子さんの場合には、塾の自習室や図書館の利用がおすすめです。勉強するほかにすることがないため、自然と勉強に打ち込めます。
ライバルとの差を縮めるためにも、短時間で濃密な勉強が必要です。集中しやすい環境を整えてあげましょう。
3.モチベーションを下げないような声かけをする
お子さんのモチベーションを下げないような、前向きな声かけを意識することが大切です。5年生は多感な時期のため、親御さんの声かけ1つでモチベーションが上下することが多いです。
たとえば、「このままじゃ合格できないよ」「もっと勉強しなさい」などの否定的な声かけでやる気を奪ってしまいます。
そのため、テストの成績や結果だけを評価するのではなく、毎日机に向かっている姿や行動そのものを認めてあげましょう。
成績アップに直結するのは、何よりも子ども本人のやる気です。
なお、関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
4.積極的に塾や学校の先生とコンタクトを取る
5年生からの中学受験を成功させるには、周囲の人も巻き込むことが重要です。とくに、子どもの様子をよく見てくれている先生とは、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
その際、子どもが「どの程度授業内容を理解できているか」「あと何ヶ月で偏差値をいくつ上げるべきか」といった、学習面での評価を重点的に聞いておいてください。
子どもの進捗状況を把握しておくことで、家庭での自主学習や今後の学習方針に役立てられます。
さらに、先生とのコミュニケーションで子どものことを気にかけてもらえる可能性が高まります!
複数人の生徒がいるなかで、子どもの優先順位を上げるには親御さんの積極的な行動も必要です。
5年生からの入塾で中学受験を成功させるにはポイントを押さえることが大切

5年生から中学受験に取り組むなら、無駄を省いて勉強の効率を上げることが大切です。また、入塾先をしっかり検討することも求められます。
集団塾か個別塾で悩んでいるなら「偏差値60」を基準に選びましょう!
とはいえ、子どもに適した塾を見つけ出すのは時間も手間もかかります。何を基準に選ぶべきかを詳しく知りたい方は、その道のプロを頼るのも1つの手です。
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