子どもが数学嫌いで困っている親御さん
子どもの数学の成績が悪くて困ってる
子どもが数学好きになる方法を知りたい
このような悩みに答えます。
今回は、数学が嫌いで苦手だった生徒に対して、
私がどんなことを考えて、こんなことやあんなことを行い、それにより生徒が休日に数学を自らやるくらい好きになった!
という話をしていきます。
この記事で分かること
- 数学を苦手克服できて成績アップ
- 子どもが短期間で数学が好きになる
- 子どもが休日に自ら数学をやるようになる(笑)
この記事の信頼性
実際に生徒(中学1年生の女の子)が学校の定期試験で
50点(平均−7)→81点(平均+15)
と3ヶ月ほどで31点伸ばすことができました。
数学はよく分かんないし嫌い
→(3ヶ月後)
休みの日は友達と遊んで、数学を教えてあげるくらい得意になって好きになった
というビフォーアフターです。
お母様からも喜びのLINEが!
休みの日に友達に数学を教えるのは僕でもやってなかった。。笑
という感じで、私も驚いてます。
ところで、数学嫌いを克服する方法〜などの記事はネットによくありますが、リアリティが無いものが多かったりします。なんというか痒いところに手が届かない..みたいな?
このブログでは、私が直面したリアルな生徒の状態に基づいて、実際にやったことを書いているので、わりと参考になるかなと思います。
それでは行きましょう〜。
中学数学の苦手克服法①数学が嫌いな理由をヒアリング
まずは話をよく聞くことからスタートです。
医者でいうところの診察ですね。ここでミスをすると正確な対策プランが立てられません。
また、質問力も大切です。質問力がないと正確な答えを引き出せないからです。
生徒との会話
「数学の授業は楽しい?」
「んー、数学の先生があんまり好きじゃなくて、説明もよく分からないんです。分からない問題も聞けてません」
「ほうほう、ちなみに1学期のテストはどうだった?」
「平均点に届かず、あんまりできませんでした。」
「なるほどね!どんな対策をしたの?」
「部活動もあったので、試験前に少しワークとノートの見直しをしたくらいです」
実際に生徒の話を聞いてみて、私が抱いた感想とその理由をまとめます。
- 数学に対してネガティブな印象があるな
- これまでの学校の範囲も固まっていない可能性があるな
- 説明力を鍛えればいけるな
- 部活動との両立も大事だな
- やっていないだけでできない訳じゃないな
数学に対してネガティブな印象があるな
→数学どうして嫌いなの?と聞いたところ、学校の先生の授業に問題があるようでした。
「なんか、授業も分かりづらくて数学の先生が皆んなから好かれていないんです。だから質問とかも行けなくて、分からないところもまあいっかとなってしまう」と言ってました。
先生が嫌いになるとその科目も嫌いになる、というのはよくあることです。私の学生時代にも経験ありましたね。汗
これまでの学校の範囲も固まっていない可能性があるな
→今は2学期の範囲をやっていますが、1学期のテストも平均点を下回っていました。なので、1学期の範囲からやり直す必要がありました。
苦手を克服するには“戻る”勇気が必要です。早めに次のテスト対策をしたい気持ちは分かりますが、焦って次に行っても前に習った範囲が完璧ではないので後々もっと苦しいことになります。。
説明力を鍛えればいけるな
→実は勉強というのは人に説明した分だけ理解度が深まります。
話を聞く限り、インプットの量も少なく説明するアウトプットの量も0に等しいと感じたので、説明してアウトプットする量を増やすべきだと思いました。
部活動との両立も大事だな
→部活動をやっていたので、そちらも考慮した上で学習計画を立てる必要があります。
例えば、1日やれるだけ頑張ろう!というアドバイスよりも、部活がある日は19-20時まで勉強して、部活がない日は18-20時までやろう、のように無理のない範囲で目標を具体的に決めることが大切です。
この際、生徒自身に目標を決めてもらうことが大切です。周りから一方的に決められる目標は絶対に達成しません。
やっていないだけでできない訳じゃないな
→子どもの数学の成績が悪いと、「うちの子は数学ができない」となりがちですが、これは大きな間違いです。
できないのではなく、やっていないだけです。
なので、やればできるようになります。
できないできないと言い続けるとそれが自己暗示となり、本当にできなくなってしまいます。
言葉のパワーというやつですね。
勉強ができない子がいるわけではなく、やっていないorやり方が間違っている子がいるだけです。
中学数学の苦手克服法②スタディサプリを使って基礎からやってもらう
ヒアリングで現状の課題が分かったので、最適な解決方法を実行していきます。
1学期のテストも平均点未満でしたので、まずは1学期の範囲からやり直してもらうことにしました。
そこで活用したのがスタディサプリという映像授業アプリです。
スタディサプリを使って全員合格したので、使い方を載せときますね。
この3つを意識してスタディサプリを受けてもらいました。
- いつまでにどこまでやるかの目標を明確に決める
- 細かいスパンで理解度を確認する
- 授業は説明することを前提に受けてもらう
特に、いつまでにどこまでやるかの目標は具体的かつ明確に決めていました。
例えば、1週間後のこの日までにスタディサプリ1〜7講を受けてきて、確認テストで90%を取ってこよう。1講あたり50分かかるとして今のうちにスケジュールを決めて、何日は何時から何時までやるかを一緒に決めよう!
というように予めスケジュールを決めて、定期的に授業やメッセージで進捗を管理していました。
目標は少しでもあいまいな部分があると、人間サボってしまうんです。
苦手な科目だと特に。。。
中学数学の苦手克服法③僕に解説してもらった
実は、スタディサプリの授業を受けてもらうだけでは絶対に伸びません。
成績を伸ばすには「わかる→できる→点になる」という3つのステップが大切です。
問題演習を「できる」ようになっただけではまだ完璧とは言えません。しかし、普通の塾や家庭教師では「できる」までしかやってくれません。
習った範囲を定着して得点にできるようにするには「点になる」までサポートする必要があります。そのために説明をしてもらいます。
説明してもらうことで定着しているかが確認できますからね。
そこで、私との授業にて生徒に実際に説明してもらったのですが、
- 完全に解説できない箇所があるな
- 基礎は説明できているな
- 部活動との両立もできているな
という状況でした。あいまいな箇所はもう一度基本からやり直してもらいました。
中学数学の苦手克服法④頑張った効果を感じてもらうためにテスト実施
モチベーションを上げるために効果を目に見える形にしたいな、基礎的なテストを実施して数学=できないというイメージを変える必要があるな、と考えました。
苦手な勉強を頑張ったのに成果が目に見えなかったら自信がなくなりますよね?
それを防ぐために標準レベルの問題でテストを作成して解いてもらいました。そのテストでいい点を取れたり、これまで分からなかった問題が解けるようになったりなどの良い変化があり、少しずつ自信を持つようになりました。
こんな感じでテストを作成!
中学数学の苦手克服法⑤仲のいい友達にも数学を説明するように伝えた【重要】
数学は説明すればするほど説明する側が理解するようになります。クラスで数学の問題を聞かれるキャラになれたら理想なのです。
勉強が得意な子はどうして勉強が得意だと思いますか?
それは教えてあげる環境にいるからです。
授業が終わるとクラスメートから、教えてよという形で聞きにくるのです。その都度、説明をしてあげるので自分が一番理解するという環境にいます。
この環境が作れると、説明する前提で授業を受けるようになるので、どんどん勉強ができるようになります。
なので、生徒にも困ってる友達がいたら積極的に教えてあげてね!と伝えました。
今では週2でオンラインで友達に教えてあげてるそうです。すごすぎる…!!
【結論】中学生が苦手な数学を好きになる方法
6つのステップにまとめると、
- 数学の基礎から丁寧にやっていき、コーチに徹することで数学の勉強を習慣化。
- 問題を説明してもらうことで理解度を深め、モチベーションを上げるためにテストを実施して効果を実感してもらう。
- 仲のいい友達にも説明してもらうようにする。
- 理解度が高まりテストでいい点数取れる。
- 休みの日に友達に数学教えてあげるようになる。→いまココ✨
と、こんな流れでやりました!
今回の生徒の例は、一部に過ぎませんが、
他にも勉強の習慣がないという男の子がいましたが、今では休み時間には数学をやりたい!といった具合です。
数学に関してはこれまで伸びなかった生徒がいないので、自信ありです。
というか成績を上げることは簡単なので、それほど悩むことはありませんよ!
まあ、実際のところ、、、
受験合格も、もうあまり外しませんね。
2年前に独立して25人ほどの生徒を指導してきましたが、3年連続合格率100%です。
第一志望校合格率91%.第二志望校合格率9%
行きたいところに受からせてあげられます。
新規生徒は人数限定で募集しているので、ご興味ある方はLINEください!
今年度はあと3.4人くらい!
まずは1週間の無料体験授業がおすすめです。
- 電話番号;08055217880
- メールアドレス;yutakawa1026@gmail.com
- LINE@;こちらから登録 ※LINE@登録後、必ず体験授業希望の旨をメッセージください。
地域限定で「川添雄太@伝説の家庭教師」というチラシを配布していますが、そちらの内容と同じです。
ラジオやYouTubeもやっています。良かったら覗いて見てください!
子どものやる気を引き出す方法や、主体的に勉強するようになる方法を発信しています。
【ラジオはこちら】スキマ時間に聴けるのでおすすめ!
【YouTubeはこちら】