子どもの指導法

【要注意】中学受験をしないほうがいい理由5選!得られる6つのメリットや決断ポイントを解説

「中学受験はしないほうがいいのかな?」
「小学生のうちから受験を経験させる必要はあるの?」
「中学受験をするかどうか迷っている…」

中学受験は、塾代や受験料の捻出が必要だったり、お子さんに心身ともに負担がかかったりします「中学受験はしないほうがいい」と言われることも珍しくありません。

しかし、小学生のうちから受験を経験することには、メリットもありますそのため、悪い面だけを見て中学受験を断念するのは得策ではありません。

この記事では、中学受験に挑戦するか迷っている方に向けて、

  • しないほうがいいと言われる理由
  • 得られるメリット
  • 決断ポイント

などを解説します。

ゆうた

最後まで読むことで、中学受験の注意点を踏まえたうえで、チャレンジするか判断できるようになります

ぜひご一読ください。

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中学受験をしないほうがいいと言われる5つの理由

中学受験をしないほうがいいと言われるのは、主に以下5つの理由が考えられます。

  1. 経済的に負担がかかる
  2. 子どもが勉強嫌いになる恐れがある
  3. 勉強以外に使える時間が減る
  4. 保護者の支援が求められる
  5. 入学後の友人関係の構築が必要になる
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中学受験にチャレンジしようとするご家庭は、デメリットになりうる側面を理解しておく必要があります

ぜひチェックしておきましょう。

1.経済的に負担がかかる

中学受験は、予想以上にお金がかかるものです。たとえば、塾代や受験料などが必要になります

中学受験の塾代は、年間80~100万円かかるとされています。受験料は、私立中学は約2~3万円、国公立は2,000~5,000円です。

さらに、入学後には学費が必要です。国公立の場合は無償ですが、私立の場合は入学金で約30万円、授業料と設備維持費を含めて年間130万円程度かかります。

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つまり、私立中学へ進学すると、入学から卒業までで420万円程度の費用を納めなければなりません

余談ですが、塾に行かなくとも中学受験は可能です。「中学受験にかかる費用を抑えたい」という方は、関連記事「【朗報】塾に行かずに中学受験の成功は可能!合格のコツ10個をプロの学習コーチが解説」を参考にしてみてください。

【朗報】塾に行かずに中学受験の成功は可能!合格のコツ10個をプロの学習コーチが解説 「塾に行かないで中学受験に挑むのは無謀?」「塾費がネックで子どもに通わせてあげられそうにない…」「第一志望に合格するための学習のノウハ...

2.子どもが勉強嫌いになる恐れがある

中学受験は、小学校で習う授業とは別で学習が必要になります

そのため、以下のような行動がお子さんに求められます。

中学受験のための行動例
  • 宿題に加えて自主学習をおこなう
  • 家族と出かける時間を勉強に充てる
  • 休日に数時間の学習をする
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つまり、受験対策はお子さんの負担が大きくなるということです!

さらに、塾でテストの順位が貼り出されたり、模擬試験で思うような成果が出なかったりすると、やる気を失う恐れがあります。結果、お子さんが勉強を嫌いになってしまうケースが考えられるでしょう。

3.勉強以外に使える時間が減る

中学受験は、早いお子さんだと小学3年生の2月から塾に通います勉強にかける時間が増えていくため、主に以下の時間が減ってしまいます。

充てる時間が少なくなる行動例
  • 友だちと遊ぶ
  • ピアノや野球などの塾以外の習い事
  • 家族との旅行

なかには、小学生のときしか経験できないものもあります。とくに、友だちとの時間は大切なものです。

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小学生の貴重な時間を勉強に費やしてまで、中学受験をする必要があるのかを一度考えてみてください!

4.保護者の支援が求められる

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中学受験は、親子二人三脚でチャレンジするものです!

そのため、親御さんのサポートが必要になります具体的には、以下の支援が求められます。

親御さんのサポート例
  • 学習のスケジュールを立てる
  • 塾の三者面談に参加する
  • 志望校の説明会や見学会に行く
  • 塾への送迎をする

家庭の状況によっては、仕事や育児の兼ね合いで負担に感じるかもしれません中学受験にチャレンジするか迷った際には、親御さんがお子さんのサポートをできるのか考えてみましょう。

5.入学後の友人関係の構築が必要になる

中学受験を経て志望校に入学した場合、新しい環境で一から交友関係を構築しなければなりません。

地域や小学校次第ではありますが、地元の公立中学校に進むお子さんが多い傾向にあるためです。

人見知りだったり、内気な性格だったりするお子さんは、友人関係の構築に負担を感じる場合があります。

とはいえ、受験を経て入学した中学校は同じ境遇を持ったお子さんがほとんどです。初対面の同士の生徒が多く、案外すんなりと友だちを作れるケースも少なくありません。

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「新しい友だちができた!」とポジティブに受け止めるお子さんには、かえってメリットになるでしょう!

中学受験はしないほうがいい?得られるメリット6選

中学受験はしないほうがいいと言われる一方で、以下のメリットがあることも事実です。

  1. 子どもの心の成長につながる
  2. 学習習慣を身につけられる
  3. 高校・大学受験にかかる負担が少ない
  4. 質の高い教育を受けられる
  5. 子どものやりたいことを叶えられる
  6. 学習意欲の高い生徒のなかで生活できる

デメリットばかりに目を向けるのではなく、よい面があることも理解しましょう。

1.子どもの心の成長につながる

目標に向かって努力する経験をすることで、お子さんのその後の生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。

たとえば、以下のことが考えられます。

中学受験を経験する影響の一例
  • 部活動で粘り強く練習する
  • 大学受験のために地道に勉強を続ける
  • 就職活動で不採用になってもあきらめない
  • 仕事で上手くいかないことがあっても改善しようと努力する

たとえ志望校に行けなかったとしても、中学受験で努力した経験はプラスに働くはずです。結果だけでなく、過程もメリットになりうるということです

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お子さんの心の成長につながるのは、中学受験ならではの利点と言えるでしょう!

2.学習習慣を身につけられる

中学受験で志望校に合格するためには、継続的に勉強をする必要がありますそのため、お子さんは、学習する習慣を身につけられます。

学習習慣は、定期試験だけでなく、大学受験や資格取得などあらゆるシーンで役立つものです。

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たとえば「今日はこの勉強をしよう」とお子さん自身で考え行動できると、目標を達成できる可能性は高まります!

小学生のうちから学習習慣を身につけられるのは、大きなメリットです。

3.高校・大学受験にかかる負担が少ない

中学受験を突破して中高一貫校に入学することで、付属高校へエスカレーター式で入学できます。つまり、高校受験の必要がないということです。

受験勉強の時間を、以下のように使うのもひとつの方法です。

受験勉強の代替え例
  • 高校で習う内容の予習
  • 中学校の総復習
  • 春期講習への参加
  • 視野を広めることを目的とした旅行

さらに、大学受験では、内部進学や推薦制度などを活用できる場合があります。そのため、普通に受験にチャレンジするよりも、お子さんの負担が減ることがわかります。

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高校進学や大学受験を見据えるのなら、中学受験にチャレンジするのもよいでしょう!

4.質の高い教育を受けられる

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私立中学や国公立の中高一貫校は、教育に力を入れている傾向にあります

たとえば、東京大学への進学が多いことで有名な開成中学・高校は、基礎はもちろん応用力を身につける授業を行っていますより深い内容まで勉強できるため、大学受験対策に役立つのが魅力です。

学校次第ではありますが、地元の公立中学よりも質の高い教育を受けられる場合が考えられます。志望校の決定には、授業の内容や学習方針を確認することも大切です。

5.子どものやりたいことを叶えられる

お子さんのやりたいことがはっきりしているのなら、中学受験を検討してみてください。

たとえば「英語に興味がある」というお子さんなら、英語学習に力を入れていたり、授業の一環で留学に行けたりする学校がおすすめです。

その他にも、以下のようなやりたいことが明確なら、中学受験が向いている場合があります。

お子さんのやりたいこと例
  • ゲームを作りたいからプログラミングを習得したい
  • プロ野球選手になりたいから名門校に進学したい
  • ピアノが好きだから音楽に力を入れている学校に行きたい
  • 絵を描くことを本格的に学びたい
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中学受験を経て志望校に入学すれば、お子さんの長所を伸ばせるかもしれません

6.学習意欲の高い生徒のなかで生活できる

受験を経て中学校に入学した生徒は、大学受験を見据えているお子さんが多いです。そのため、入学後も意欲的に学習をする傾向にあります。

たとえば、学校が終わったあとに一緒に勉強したり、友だち同士でわからない内容を教え合ったりすることが考えられます。

互いに切磋琢磨できる環境に身を置けるため、お子さんのとってよい刺激になるでしょう。

ゆうた

このように、中学受験には得られるメリットが多いことがわかります!

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中学受験をしないほうがいいか迷ったときの決断ポイント3選

中学受験は、メリットとデメリットがあります。そのため「子どもと一緒に挑戦するか迷う」と考える親御さんが多いのではないでしょうか。

こちらでは、中学受験をするか悩んだ際の判断ポイントを3つ紹介します。

  1. 子どもが中学受験に前向きであるか
  2. 子どもが心身共に健康であるか
  3. 親子関係は良好である

順番に見ていきましょう。

なお、中学受験の判断ポイントは、関連記事「中学受験をするかしないか迷ったら?8つの判断方法を学習指導のプロが解説」にてより詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。

中学受験をするかしないか迷ったら?8つの判断方法を学習指導のプロが解説 「中学受験をするかしないか迷っている…」「うちの子は中学受験に向いているのだろうか?」「中学受験をすることになったときの成功の秘訣を知...

1.子どもが中学受験に前向きであるか

中学受験が成功するかどうかは、お子さんのモチベーションが大きく影響します受験に対して前向きではないと、志望校への合格は難しいです。

お子さんのモチベーションを判断するポイントは、主に以下の3点です。

中学受験の判断ポイント
  • 中学受験に関する質問をする
  • お子さんが自分から勉強に向かう時間を計算する
  • 模試やテストの結果に悔しがっているか確認する
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中学受験に関する質問は「志望校に行きたい気持ちは何%くらい?」「偏差値で言うとどのくらいのレベルになりたい?」などと聞いてみてください!

親御さんの自己採点により、お子さんのやる気が3割にも満たなければ中学受験にはチャレンジしないほうがよいでしょう。

2.子どもが心身共に健康であるか

中学受験は、小学生の段階から豊富な知識を身につける必要があります時間と労力が必要であり、お子さんにかかる負担が大きいです。

ゆうた

小学3年生からの受験対策が求められることも少なくありません!

とくに、中学受験は年体位の長期戦です。そのため、試験を受けるまでの肉体的・精神的な持久力が求められます

お子さんが心身ともに健康でなければ、中学受験にチャレンジするのは控えましょう。

3.親子関係は良好であるか

親子の関係が良好でないと、中学受験は失敗しやすいです。家庭環境が悪化し、受験をあきらめる結果にもつながりかねないでしょう。

親御さんは、お子さんへの接し方や言葉のかけ方などを意識する必要があります。たとえば「いい加減勉強しなさい」と叱ったり、スマホやゲームを無理やり取り上げたりするのは好ましくありません

ゆうた

親御さんがよかれと思って行う言動が、お子さんのやる気を奪っている恐れがあります!

関連動画「受験勉強に失敗する親がやっていないことTOP5」では、中学受験をするうえで親御さんが知っておきたい内容をまとめています。

「志望校に合格してほしい」「子どもがなかなか勉強に向かってくれない」と考えている方は、ぜひ視聴してみてください。

中学受験をしないほうがいい理由を理解したうえで志望校合格を目指そう

中学受験をしないほうがいいと言われるのは、経済的に負担がかかったりお子さんが勉強嫌いになったりするなどの理由があるためです。

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しかし、得られるメリットがあるのも事実です!

たとえば、お子さんの心の成長につながり、今後の人生によい影響を与える可能性があります。

注意すべき点を知り、中学受験をするかどうか判断してみるとよいでしょう。

なお、私の公式LINEでは、中学受験を成功に導く、有料級特典を12個プレゼントしています。中学受験をすると決めたのなら、ぜひチェックしてみてください。

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