「塾に行かないで中学受験に挑むのは無謀?」
「塾費がネックで子どもに通わせてあげられそうにない…」
「第一志望に合格するための学習のノウハウを知りたい!」
中学受験に挑む際、塾に通うかどうか迷っている方は多いと思います。毎月の授業料や送り迎えなどを考えると、親御さんにかかる負担は決して小さくはありません。
結論からお伝えすると、塾に行かずとも中学受験は成功に導けます。しかし、第一志望に合格するためには、学習方法に工夫が必要です。
この記事では、中学受験を控えている方に向けて、以下の内容を解説します。
- 塾に行かないお子さんの割合
- 合格するためのコツ
- 塾以外に活用したいもの
最後まで読むことで、第一志望に合格するためのヒントを掴めるでしょう!
「希望の中学校に行って欲しい」「親ができる最大のサポートをしてあげたい」と考えている方は必見です。ぜひご一読ください。
私の公式LINEでは、500名以上の受験に携わった経験から、中学受験を成功させるためのノウハウを発信しています。さらに、過去問対策や算数15単元をまとめたスライドなど、計12点のプレゼントを無料で配布しています。
友だち追加は無料なので、ぜひ気軽に登録してみてください!
\LINE登録で電子書籍4冊プレゼント /
塾に行かずに中学受験に臨む子どもは全体の約2割
教育や子育てなどに関する研究をしている「ひまわり教育研究センター」の調査によると、中学受験を控えていて塾に通っていないお子さんは全体の20.7%というデータが出ています。つまり、小学生の5人に1人は塾に行っていないと言えます。
また、中学受験に関して知っておきたいのは「塾に行けば成績が伸びる」というわけではないということです。たとえば、モチベーションが低いお子さんを無理やり通わせても、勉強をする気にはなりません。
塾はやる気を引き出すところではなく、学習のノウハウやコツを教えてくれるところです!
そのため、お子さんの中学受験に関する姿勢次第では、成績アップは見込めません。
なお、関連動画「【閲覧注意】中学受験で塾に通っても伸びない子の共通点3選」では、500名以上のお子さんに関わった経験から、塾に行っても効果が感じられない原因について解説しています。あわせてチェックしてみてください。
塾に行かずに中学受験を成功させるコツ10選
塾に行かずとも中学受験の成功は可能です!
しかし、ただ単に学習すればよいというわけではありません。合格するためのコツや勉強への姿勢を知っておく必要があります。
こちらでは、中学受験を成功に導くコツを10点紹介します。
- 子どものやる気を引き出す
- 良好な親子関係を意識する
- スケジュール管理を行う
- 学習環境を整える
- 基礎を固める
- わかったつもりを放置しない
- 正しい方法で過去問対策をする
- 学校の先生とコンタクトを取る
- 頻出分野を優先して対策する
- 受験科目を2つに絞る
「第一志望に合格してほしい」と考えている親御さん必見です。ぜひ参考にしてみてください。
1.子どものやる気を引き出す
中学受験で志望校に合格するためには、通塾に関係なくお子さんがやる気を出すことが大切です。モチベーションが低い状態では、勉強になかなか取り組んでくれません。
お子さんのやる気を引き出すおすすめの方法は、主に以下のとおりです。
- 志望校へ見学に行く
- 具体的な目標を決める
- お子さんと一緒に勉強をする
とくに、志望校見学はぜひともやっておきたい行動です。
入学したときのイメージが明確になるため、お子さんの学習意欲を自然と高められます!
お子さんのやる気を引き出す方法は、関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」でも解説しています。モチベーションが上がるメカニズムをひも解きながら紹介しているので、ぜひ視聴してみてください。
2.良好な親子関係を意識する
中学受験を成功させるには、良好な親子関係は不可欠です。家庭環境がよくなければ、お子さんの学習のモチベーションは上がりません。
その結果、中学受験に必要な勉強時間を確保できずに失敗する可能性が高くなります!
親子関係を良好にするためには、以下7つの習慣を意識しましょう。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いを交渉する
反対に、お子さんを脅すのはNGです。たとえば「勉強しないならお父さんに言うよ」「ゲームを取り上げるよ」など発言してしまうと、親子関係は悪化してしまいます。
3.スケジュール管理を行う
スケジュールを管理すれば、宿題以外の学習ができたり、目標を達成しやすくなったりします。ぜひ親御さんが主体となって、お子さんのスケジュールを管理しましょう。
具体的には、以下の手順で進めていきます。
- 1週間の予定を組み立てる
- 毎日の予定をスケジューリングする
- 計画通りにできたかスケジュール表を使って振り返る
計画通りにできていれば、スタンプやシールを用いてお子さんのモチベーションを上げるのがおすすめです!
とはいえ、スケジュールの立て方や目標設定の方法など、イメージが湧かない方が多いのではないでしょうか。
関連記事「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」では、当コラムで紹介しきれなかったスケジューリングのノウハウを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
4.学習環境を整える
塾なしで中学受験を成功させるには、自主的にお子さんに勉強に取り組んでもらうことが大切です。そのために、集中できる環境を作る必要があります。
たとえば、子どもの部屋にマンガやスマホを置かなかったり、1時間でゲームの電源が切れるようにしたりするなどです。
このように、誘惑を排除する仕組みを作ることが大切です。
実際、学習環境を整えるた結果、自主的に勉強するようになったお子さんをたくさん見てきました!
なお、家庭での学習環境を整えるのが難しいのなら、図書館を活用するのがおすすめです。
5.基礎を固める
基礎ができていなければ、問題を解いている際に振り返りに使う時間が増えてしまいます。そのため、中学受験対策のための時間を確保しにくくなるのです。
とくに、入試で出る問題は、基礎ができていることを前提としています!
学校の宿題で問題が解けていなければ、前の範囲の基礎に戻ることを意識しましょう。
加えて、応用問題の復習にかける時間は、以下の図のように10分が好ましいです。
解説を読んでもわからなければ、基礎ができていない証拠です。そのため、基礎問題に戻って完璧に解ける状態にしておきましょう。
6.わかったつもりを放置しない
中学受験を成功させるには、お子さんの「わかったつもり」を放置してはいけません。この状態のままにすると、知識が定着していない状態で試験に臨むことになるためです。
成績を伸ばすためには、以下の図のように「わかる→できる→点になる」の3ステップが必要です。
このステップを踏むことで、脳の長期記憶に保存されます。結果、試験本番で正解できる状態に持っていけます。
「点になる」の状態にするには、お子さんが宿題を解いた際に回答とあわせて解法を説明してもらいましょう。参考書に書いている解説通りに説明ができれいれば、知識が定着している証拠です。
7.正しい方法で過去問対策をする
過去問を1年分やると、合格率が3%変わるというデータがあります。そのため、中学受験では過去問対策が必須です。
しかし、正しいやり方を知らなければ、正答率は上がりません!
正しい過去問対策の方法は、主に以下のとおりです。
- 10年分を2周解く
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
- 小学6年生の夏までに取り組んでおく
とくに、過去問に取り組み始める時期には注意が必要です。小学6年生の夏から始めることで、出やすい分野に絞って力を入れられます。
なお、過去問対策のノウハウは、関連動画「【知らないと落ちる】中学受験過去問対策の真実10選」でより詳しく解説しています。第一志望合格率91%をたたき出した効果実証済のテクニックを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
8.学校の先生とコンタクトを取る
志望校に合格するには、お子さんの正確な現状を把握することが大切です。そのために、学校の先生と積極的なコンタクトをとりましょう。
具体的には「自分の子どもがどのくらいのレベルなのか」「あと何ヶ月でどのくらい学力を伸ばさないといけないのか」などを聞いてみてください!
なお、先生とコンタクトを取ることで、学校のなかでお子さんの優先順位を上げられます。先生がお子さんを気にかけてくれるため、手厚い指導を受けられる可能性が高くなるのです。
9.頻出分野を優先して対策する
塾に通わずに中学受験を成功させるには、効率よく合格するための学習が求められます。そのため、試験に出やすい分野を優先して対策しましょう。
試験に出にくい分野をやっていても、正答率が上がる可能性は低いためです。
たとえば、私の生徒でつるかめ算が苦手なお子さんがいました。苦手を克服するために学習を重ねていましたが、よくよく確認すると志望校にはつるかめ算がほとんど出題されないことがわかったのです。
このように志望する中学の試験に出ない分野を対策していては、時間を無駄にしてしまいます。
合格の可能性を上げるには、試験に出やすく、かつお子さんが得意な分野から優先するのが好ましいです。
志望校の過去問の出題と傾向を確認し、お子さんの得意分野があるかを確かめましょう!
10.受験科目を2つに絞る
中学受験の成功率を上げるために、受験科目を2つに絞るのも方法のひとつです。
なお、2科目受験では、主に国語と算数が出題されます!
2科目だけに限定することで、4科目受験するよりも学習に充てられる時間を増やせます。そのため、少ない時間でも志望校合格の可能性が高まるのです。
とくに中堅校を受験する際には、ぜひ2科目で挑戦しましょう。たとえ4科目で受験するにしても、国語と算数を伸ばさなければ合格するのは難しいためです。
夏の時期から2科目に絞れば、他の受験生と差をつけられて有利です。
とはいえ「うちの子は受験科目を絞るべきなのか」と判断に困っている親御さんもいるのではないでしょうか。
私の公式LINEでは、不定期ではありますが個別の無料相談会も開催しています。中学受験に対して悩みを抱えている方は、ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください。
塾に行かずに中学受験をする際に活用したいもの3選
塾に行かずとも中学受験の成功は可能ですが、学校の宿題や自主学習だけではどうしても限界が来てしまいます。そのため、以下3つのものを活用するのがおすすめです。
- 問題集・参考書
- 家庭教師
- 通信学習
それぞれのメリットもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.問題集・参考書
問題集や参考書を活用すれば、学校の宿題以外の問題に触れられます。そのため、テキストの問題と答えをそのまま暗記する事態を防げます。
答えを丸暗記している状態は、応用が効かなくなってしまうため、注意しなければなりません!
なお、問題集や参考書は、1冊数千円で購入できます。そのため「できるだけ学習コストを抑えたい」と考えているご家庭にも向いています。
ちなみに、私がおすすめする問題集・参考書は、四谷大塚の中学受験向けテキストである「予習シリーズ」です。
2.家庭教師
家庭教師は、お子さんとマンツーマンで指導を行ってくれます。そのため、主に以下の効果が期待できます。
- 学習のコツを掴める
- 苦手科目や分野を克服できる
- 相談相手として精神面が安定する
さらに、家庭教師は家に来てもらうため、通塾にかかるコストを削減できます!
とはいえ、家庭教師はよく吟味して選ぶ必要があります。きちんと選ばなければ、お子さんの成績が上がらず、授業料だけが無駄になってしまう恐れがあるためです。
家庭教師を選ぶ際の注意点は、関連動画「【知らないとヤバい】選んではいけない家庭教師の特徴TOP3」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
3.通信学習
通信学習は、オンライン上で中学受験の勉強を行います。
塾とは違い、教室や設備などのお金がかかりません。そのため、授業料が安価に設定されています。
サービス次第ですが、通信学習の料金相場は月額7,000~9,000円です!
なお、通信学習は、お子さんが好きなタイミングで受講できるものが多いです。そのため、習い事で忙しくても続けやすいというメリットがあります。
塾に行かずに中学受験を成功させる方法を知り合格を掴み取ろう
塾に行かずに中学受験を成功させることは可能です。
ただし、やり方を工夫したり、親御さんのサポートが必要だったりします。
加えて、正しいノウハウを身につけて、中学受験に臨まなければなりません!
とはいえ、どのように学習を進めればよいのか迷っている親御さんは多いと思います。「お子さんにあった勉強方法を知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
私の公式LINEでは、中学受験に必要なノウハウをあますことなく発信しています。さらに、いまなら友だち追加するだけで、受験に役立つ有料級の豪華特典を12個を受け取れます。
ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください。