「偏差値55の中学ってどんな学校がある?」
「どうすれば偏差値55以上の中学に合格できる?」
「子どもが中学受験に合格するための効率的な勉強方法が知りたい」
偏差値は、その学校のレベルをあらわす指標です。偏差値が高くなるほどに、受験者数が多かったり、教育の質が向上したりします。
そのため、親御さんのなかには「偏差値55以上の学校に合格してほしい」と思っている方もいるかもしれません。
この記事では、中学受験について以下の内容を解説しています。
- 中学受験の偏差値について解説
- 偏差値55はどのくらいのレベル?
- 中学受験を成功させる勉強法
- 国語を攻略するコツ
- 算数を攻略するコツ
効果的な勉強方法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
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中学受験の偏差値は高校受験とは異なる!ポイントをサクッと解説
指標となる偏差値は、受験者数によって異なります。そのため、たくさんの人数が受験する高校入試とは、偏差値レベルが変わることを認識しておいてください。
文部科学省が発表している「高等学校教育の現状について」によると、中学3年生が高校へ進学した割合は2020年度に98.8%でした。一方、「令和5年度学校基本統計」によると受験が必要な国立または私立に進学した中学生の割合は8.6%です。
中学受験をする子どもたちは全体の1割にも満たないため、中学受験を行う人を調査対象として考えると、どうしても偏差値が低くなってしまう傾向にあると考えておきましょう。
中学受験で指標となる偏差値は、高校受験とは異なることを認識しておきましょう。
中学受験で偏差値55はどのくらいのレベル?東京都の学校を例に紹介
具体的に偏差値55の中学校がどこかが気になる方もいるかもしれません。ここでは、東京都の中学校を例に、以下の内容について紹介します。
- 東京都の偏差値55の中学校例
- 2024年の競争倍率
1つずつ確認してみてください。
1. 東京都の偏差値55の中学校例
偏差値55の学力レベルのある東京都の中学校は、以下のとおりです。
共学 | 男子校 | 女子校 |
---|---|---|
・国学院大学久我山中学校 ・成城学園中学校 ・青稜中学校 など | ・学習院中等科 ・暁星中学校 ・巣鴨中学校 など | ・大妻中学校 ・芝国際中学校 ・山脇学園中学校 など |
偏差値が高い学校に通うことで、質の高い教育が受けられたり、同じ目標を持つ生徒と学生生活を送れたりすることは魅力です。
ただし、偏差値だけで志望校を決めることはおすすめできません!
教育方針がご家庭とあっているか、学校の雰囲気がお子さんの性格に適しているかなどを正しく見極める必要があります。
2. 2024年の競争倍率
日能研が発表した2024年の倍率速報によると、東京都の共学中学校の出願倍率は0.9~66.7倍と幅広いことがわかります。
出願倍率とは、学校が募集する定員に対して、どれくらいの受験希望者(出願者)がいたかをあらわす数値です。
子どもたちの多くは、いくつかの学校を併願して受験します。そのため、合格したとしても、必ずその学校に通うとは限らないのです。
競争倍率をみると「子どもの偏差値レベルだとライバルに負けてしまうかな」と、不安に思ってしまうこともあるでしょう。もちろん倍率だけで合否は決まらないので、過度に不安に思う必要はありません。
とはいえ、競争倍率の高さが原因で「子どものモチベーションが下がってしまった」とお悩みの親御さんもいるかもしれません。
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偏差値55を突破し中学受験を成功させる勉強法3つ
中学受験の偏差値55は、高校受験と異なりレベルが格段に高いです。そのため、適切な勉強法を知識づけておくことで、合格までの道のりを近道できます。
- 正しい学習方法を身につける
- 過去問対策は夏から始める
- 勉強に適した環境をつくる
1つずつ解説するので、ぜひ実践してみてください。
1. 正しい学習方法を身につける
学力に伸び悩んでいる子どもの多くは、間違った勉強方法をおこなっていることがあります。
中学受験を成功させるために、正しい学習方法を身につけることが大切です。
学力アップを目指すには、以下の正しい3ステップで知識を身につけてください。
以下の順番のとおり勉強を進めることを意識してみてください。
- 学校や塾の授業で「わかる」
- 自分1人で問題を「解ける」
- 解法を「説明できる」
3ステップが身につくと、知識が脳に長期保存されるため忘れることがありません。そのため、復習に時間を取られることがなくなります。
解き方の説明は、親御さんがチェックしてあげてください。間違った解き方をしていないか、説明がスムーズにできるかがポイントです。
2. 過去問対策は夏から始める
志望校の過去問対策は、6年生の夏から始めてください!
まずは、どのような問題が出題傾向にあるのかを確認することを目的に、過去問を解いてみましょう。どんな分野からの出題が多いかなどを把握できれば、受験勉強の計画を立てやすくなります。
すべての範囲を復習するのは難しいため、力を入れるべきポイントを把握しておいてください。「まだ偏差値レベルが追いついていない」「基礎知識が不足している」などと、過去問はまだ早いと感じるお子さんこそ、早めに取りかかることが大切です。
ポイントを絞って効率的に、過去問対策を進めましょう。
3. 勉強に適した環境をつくる
自宅には、テレビやゲームなどの誘惑がたくさんあります。そのため、子どもたちが誘惑に負けないように「勉強に集中できる環境を整えてあげる」ことが大切です。
具体的には、以下のような対策が効果的なので試してみてください。
- ゲームは1時間で電源が自動で切れるようにする
- テレビは決まった時間に消す習慣をつける
- 机の周辺に漫画は置かない など
勉強したくなる原因となる「誘惑」から離れる仕組みをつくっておけば、親御さんが注意する手間もなくなります。
「100の約束よりも1つの環境づくり」を意識してください!
「子どもが勉強を始めるまでに時間がかかる」「ゲームは1日1時間と約束したのに守ってくれない」とお悩みの親御さんは、ぜひ実践してみてください。
【国語編】中学受験で偏差値55以上の学校を目指す子どもに効果的!攻略するコツ3選
受験科目で苦手意識を持たれがちな国語を攻略する方法を3つ紹介します。
- 理由を聞かれる問題は根拠を考えない
- 指示語問題は言い換えた際に意味が通じるかを確認する
- 言い換え問題は同じ意味の言葉を探す
国語は、コツがわかれば点数が取りやすい科目です。ぜひマスターしてください。
なお、ここでは紹介しきれなかった国語を攻略する方法は、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】中学受験国語完全攻略【永久保存版】」で詳しく解説しています。あわせて確認してみてください。
1. 理由を聞かれる問題は根拠を考えない
国語は「100人いたら全員が納得する」選択肢が答えです!
問題文に「○○だと感じた理由はどうしてですか?」などと問われた際に、自分で考えて答えを導きだすと間違えてしまいます。必ず本文中に書かれている内容から、理由を探すことが大切です。
その際、切り札となるのは「から・ため・ので」です。理由を聞かれた際の答えは「から・ため・ので」の前後にあります。自分の考えではなく、本文中から答えを探しましょう。
2. 指示語問題は言い換えた際に意味が通じるかを確認する
直前の文章から答えを推測し、指示語と言い換えた際に意味が通じるかを確認しましょう!
国語は必ず本文中に答えが書いてあります。そのため、自分で考えるのではなく、本文中から探し出すのがコツです。
また、指示語より後の文章に答えはありません。直前の文章に答えが書かれていることもポイントです。
指示語問題は練習を重ねることで攻略できます。解法が身につくまで、繰り返し解いてみてください。
3. 言い換え問題は同じ意味の言葉を探す
問題文中に書いてある言葉を言い換えてみると、本文中の答えを探しやすくなります。
たとえば、問題文中に「風土」と書いてあったとしましょう。「風土」は言い換えると「気候」です。本文中の「気候」について書いてある箇所を抜きだすことで、答えを導きだせます。
本文を読みながら頭の中でストーリーを整理できるようになると、言い換え問題は得意になるはずです。
練習を繰り返し、国語を攻略してください。
【算数編】中学受験で偏差値55以上の学校を目指す子どもに効果的!攻略するコツ3選
算数にも効率的に偏差値を伸ばすコツがあります。
- 計算は暗算でする
- 見直し時間は10秒だけに限定する
- ケアレスミスを全てやり直す必要はない
1つずつ解説するので、ぜひ日々の学習に取り入れてください。
なお、さらに詳しい算数の勉強法について知りたい方は、関連動画「【一撃で偏差値10アップ】中学受験の算数勉強法-テスト対策&苦手克服ノウハウ27選」がおすすめです。あわせてチェックしてみてください。
1. 計算は暗算でする
中学受験はスピード勝負なため、簡単な計算は暗算でおこないましょう。
日頃から暗算で解くことに慣れていれば、受験の際に有利になります。
わざわざ計算式を残しておかなくてもできる暗算は、式を書く時間がもったいないです。また、式を書いたことによるケアレスミスを防ぐのにも効果的です。
受験本番の際に役立つように、日頃から暗算を取り入れるようにしましょう。
2. 見直し時間は10秒だけに限定する
見直しは後からまとめておこなうのではなく、解いたらすぐにしましょう。塾の先生などには「見直しは最後の5分間で取り組もう」といわれることがあるかもしれません。
しかし、試験時間のラスト5分は「頑張って問題を解いている最中」です。解きかけの問題を中断して「見直しの時間だ」と切り替えられる子どもは少ないでしょう。
そのため、問題を解き終わった直後に見直すことをおすすめします。どのように解いたかを覚えているため、ミスに気づきやすいこともポイントです。
10秒でサッと見直す習慣をつけましょう!
3. ケアレスミスを全てやり直す必要はない
模試やテストでケアレスミスをしたとしても問題ありません。短い制限時間でたくさんの問題を解く必要があるため、誰しもケアレスミスはしてしまうものです。
いつもなら解けた問題をケアレスミスしたとしても「1つくらいしかたないよ」と許容してあげることが大切です!
「ケアレスミスしてはいけない」と思い込むと、プレッシャーによるミスを引き起こしてしまいます。
2つまでは「ミスしても大丈夫」というスタンスでいるほうが、子どもにかかる負担を軽減させられます。そのため、ケアレスミスだとわかっているなら、復習の際にやり直す必要はありません。
中学受験の偏差値55がどのくらいかを知ることで効果的な勉強方法がわかる
中学受験の偏差値55は、高校受験のレベル感とは異なります。中学受験は受験者数が少ないため、レベルが高いことが特徴です。
そのため、学力アップをはかるためには、正しい勉強方法を身につける必要があります。効率的に偏差値をあげて、中学受験を成功させましょう。
お子さんの性格にあわせた勉強方法を詳しく知りたいと思っている親御さんは、ぜひ私の公式LINEに友達登録しておいてください。
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お子さんを偏差値55以上の学校に合格させたいと思っている親御さんは、ぜひ次回の個別相談でお悩みをお聞かせください。