「中学受験に向いている子の特徴は?」
「向いていない子の特徴は?」
「親ができるサポート方法を知りたい」
中学受験を検討している親御さんのなかには、うちの子は乗り越えられるのかなと不安に思っている方もいるでしょう。
知的好奇心が強く、将来の目標や目的が決まっているお子さんは、自発的に学習へ取り組む姿勢があり向いているといえます。
自ら勉強に取り組めるかが重要なポイントです!
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- 中学受験に向いている子に共通する特徴
- 向いていない子の特徴
- 親御さんができるサポート
向き・不向き関係なく、向いている子に変えるために親御さんができるサポートについても紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

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中学受験に向いている子に共通する特徴7選

中学受験に向いている子には、以下のような共通する特徴があります。
- 知的好奇心が強い
- 将来の目標や目的が決まっている
- 実年齢以上にしっかりしている
- 体力がある
- 競争心がある
- 想像力が豊かである
- 自ら計画を立てられる
お子さんが当てはまるかを確認しながら読み進めてみてください。
1.知的好奇心が強い
中学受験に向いている子の特徴の1つは、知的好奇心が強いことです。身の回りのことに対して「なぜ?どうして?」と疑問を持ち、自分から調べたり考えたりする力があります。
学ぶこと自体を楽しめるため、自ら教科書の枠を超えた知識を得ようとします!
知識量が多いことが受験勉強で強みとなります。また、新しく学んだことに関しても興味を持てるため、中学受験の成功を期待可能です。
2.将来の目標や目的が決まっている
将来の目標や、中学受験の目的が決まっているお子さんは向いています。日々の学習に意味を見出せるため、勉強へのモチベーションを維持しやすくなるからです。
「将来は○○になりたい」「△△中学校で学びたい」など、お子さんから湧き出る強い意志がさらに受験成功率を高めます。
ただし「友だちが受験する」「親に受験しろと言われた」など、他人に影響されて決めた場合には、途中で投げ出すことがあります!
自分の意志で中学受験をするという意識がある子は、最後まで努力を続けられることから向いているといえるのです。
3.実年齢以上にしっかりしている
実年齢よりもしっかりしていると、中学受験に有利になる可能性があります。受験をしない友達が遊んでいるなか勉強する必要があるため、我慢する場面が多くなるためです。
「私は受験をするから勉強するんだ」と誘惑に負けずに、自分を律することができるお子さんは向いているといえます。
また、中学受験に成功するには、他の受験生との競争に打ち勝つことが必要です。心理的なプレッシャーを感じやすいため、本番で実力を発揮するためのメンタルの強さが求められます。

発揮力が高いお子さんは、実力が低くても志望校に合格できる可能性はあります!
4.体力がある
6年生になると週に4~5回通塾することになり、平日でも帰宅が21時頃になります。それからお風呂に入ったり明日の支度をしたりしていれば、就寝時間は22時前後となるでしょう。
塾によっては、授業の終了時刻が21時過ぎになるケースもあるので、睡眠時間が短くなることもあります。
学校で授業を受けた後にさらに塾で授業を受けることになるため、体力がないと集中力が持ちません。
中学受験を成功させるには、塾通いの始まる4年生ごろからハードな生活を送ることとなります。厳しいスケジュールのなかでも、目標に向かって取り組める体力があれば向いているといえます。
5.競争心がある
競争心があるお子さんは、ライバルから刺激を受けることで成長が促されます。
中学受験の集団塾では小テスト、約1か月ごとのテスト、模試を実施して、その結果でクラス分けや席順を決めることが多いです!

負けん気の強い子であれば「もっと良い成績を取れば上のクラスに入れる」などと、次回のテストなどへのモチベーションが高まります。
ゲーム感覚で成績アップすることを楽しめるので、中学受験に合格することを目標に、自ら進んで勉強に取り組めるでしょう。
6.想像力が豊かである
中学受験の入試には、大人でも難しい問題が出されるため、想像力を必要とします。
とくに国語の読解や作文、算数の立体図形問題などでは、型にはまった解き方では正解にたどり着けないことがあるためです。
物事を多角的に捉える力があるお子さんは、難問にも柔軟に対応できます!
たとえば、以下のような和差算を出題された場合、頭だけではなく線分図を書いてみると、簡単に正解を導けるといったイメージです。

記憶力だけに頼るのではなく、問題文を読みイメージして解く力が必要です。
7.自ら計画を立てられる
計画性のあるお子さんは、自分で「何を・いつ・どのように」学ぶかを考え、実行に移せます。自ら立てた計画を遂行しようと、勉強へ主体的に取り組めるため成果が出やすくなります。
ただし、小学生のお子さんがスケジュールを1人で考えるのは困難です。親御さんが一緒にスケジュールを考えて、達成できる目標を立ててあげてください。
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中学受験に向いていない子の特徴3選

中学受験に向いている子がいる一方で、以下のような特徴のある子は向いていないっといえます。
- 自発的に勉強に取り組めない
- 文字を書くことが極端に気が進まない
- 集中力が続かない
しかし、この特徴に該当するからと中学受験を諦める必要はありません。いずれも克服できる可能性があるので、対策法とあわせて確認してみてください。
1.自発的に勉強に取り組めない
「勉強しなさい」と言われないと取り組めなかったり、気分が乗らないとやめてしまったりする場合には、長期間の受験勉強の継続が困難になる可能性があります。
そのため、自ら取り組めない子は、中学受験をする前に勉強習慣を身につけることが必要です。
毎日5分からでも机に向かう習慣をつけることで、勉強へのやる気が出てくるお子さんもいます!
向いていないからと諦めるのではなく、習慣化を意識することが大切です。
なお、勉強しないお子さんにやりがちな親御さんのNG行動については、関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」にて詳しく説明しています。無意識にしていないか確認してみてください。
2.文字を書くことが極端に気が進まない
中学受験では算数・国語ではもちろん、理科や社会でも記述式の問題が出題されるため、文字を書くことが極端に苦手な場合には向いていません。
スマホやタブレットを使うことが多いお子さんは、面倒くさいと感じやすい傾向にあります!
お子さんが文字を書くことに気が進まない様子があれば、以下のような工夫で克服することをおすすめします。
- 1分間でどれぐらい書けるかをゲーム感覚で慣れさせる
- 太めの鉛筆を使って手に力が入りやすいようにする
苦手意識を減らすためにも、できるだけ早い段階から書く習慣を身につけさせましょう。
3.集中力が続かない
短時間で気が散るお子さんは、問題演習が進まず、学習効果が上がりにくい傾向があります。
家庭学習でも塾でもじっと座ってひたすら勉強に打ち込むことが必要な中学受験では、集中力が持たないと脳に知識が定着しません。
とくに中学受験の直前は朝から夜まで授業を受けることになります。集中力が切れて頭に内容が入ってこなければ、せっかくの授業も理解できないことになるでしょう。
集中力を伸ばすには、体力の向上や十分な睡眠時間の確保が求められます。少しずつでも養えるよう、食事や生活リズムの調整でサポートしてあげてください。
中学受験に向いている子に変えるために親御さんができるサポート5つ

「部活で成果のだせそうな〇〇中学校に通いたい」「△△についてを専門的に学びたい」といった理由で、不向きな子でも中学受験を目指したいお子さんもいるでしょう。
そこでここでは、お子さんを中学受験に向いている子に変えるためにできる、親御さんのサポートについて解説します。
- 上質世界(願望)を明確にする
- 学習に集中できる環境を整える
- やる気を引き出せる声かけをする
- 学校説明会に一緒に参加する
- 子どもと相性のよい塾を探す
親御さんのサポートでお子さんの夢を叶えてあげてください。
なお、中学受験に成功する親の特徴について知りたい方は、関連記事「【無知は損する】中学受験に成功する親の特徴10選!合格のコツやNG行動もあわせて解説」にて解説しています。あわせて参考にしてみてください。

1.上質世界(願望)を明確にする
お子さんの願望を明確にすることで、中学受験に向いている子に変化させられます。
たとえば、偏差値50のお子さんが偏差値60の学校に行きたいと思った場合「この学校に行きたい!」と強く願える状態をつくれるのです。
選択理論心理学では、上質を以下のように定義しています。
- 温かい人間関係の中で生まれる
- 強制のないところから生まれる
- 自己評価から生まれる
- そのとき最善のもの
- 気分の良いもの
なお、夢や目標を明確にするには、親子関係が良好であることが重要です。
お子さんが親御さんにいろいろな話を躊躇なくしてくれるような、信頼関係を築く必要があります!
なお、上質世界(願望)を明確にするためのお子さんへの質問の仕方を詳しく知りたい方は、関連記事「子どもの夢や目標や進路を明確にして勉強のやる気を引き出す方法『質問を頂きました』」にて解説しています。あわせて参考にしてみてください。

2.学習に集中できる環境を整える
家庭にはテレビやゲームなどの誘惑が多いため、集中しにくいお子さんが多いです。
子どもが自から机に向かえるような環境にする必要があります!
具体的には以下のような対策がおすすめです。
- 静かな学習スペースを確保する
- ゲームやスマホなど気が散るものは視界に入らないようにする
- テレビゲームの時間は1日1時間と約束する
- 1時間で強制的にゲームの電源が消えるような仕組みを作る
このような対策で、お子さんが集中して学習に取り組めるようになるでしょう。
なお、関連動画「【集中力ない子向け】実際に偏差値10アップした中学受験復習法完全攻略」にて、集中力がないお子さんでも効率的に復習する方法を詳しく解説しています。私の生徒が短期間で成績アップした効果実証済みのノウハウを、チェックしてみてください。
3.やる気を引き出せる声かけをする
声をかける際には、子どもが自ら勉強したいと思えるようにモチベーションが上がる言葉を選ぶことが必要です。
そのため、以下の5つの基本的欲求を満たせるような声かけを実践しましょう。
- 生存の欲求
- 愛・所属の欲求
- 力の欲求
- 自由の欲求
- 楽しみの欲求
5つの基本的欲求は誰にでもありますが、どの欲求が強いかはお子さんによって異なります。効果のある声かけを探すためにも、さまざまな観点から勉強に誘ってみてください。
お子さんがやる気になるポイントを見つけて、勉強へのモチベーションを引き出しましょう!
4.学校説明会に一緒に参加する
中学受験を成功させるために最も必要なのは、子ども本人のモチベーションの高さです。
実際に校内や生徒の様子などを見ることで「こんな環境の学校に通えるんだ」と体感し、モチベーションがぐっと上がります!
「ここに通いたい」という気持ちをお子さんが持てるよう、親御さんが有給を取得してでも、学校説明会や学園祭に一緒に参加しましょう。
志望校に自分が通っているイメージが強くなることで、受験勉強へのやる気がアップし、結果的に向いている子に変化できます。
5.子どもと相性のよい塾を探す
塾によって特徴やカリキュラムが異なるので、お子さんとの相性を考慮して選びましょう。
お子さんの偏差値が60以下なら、オーダーメイドのカリキュラムが強みで、手厚いフォロワーを受けられる個別塾がおすすめです!
お子さんに合った塾を選ぶことで、勉強へのやる気アップや成績アップも望めます。
中学受験をさせたいと考えている親御さんは、お子さんの性格や特徴をしっかりと見極めて、サポートするようにしましょう。
なお、私の個別指導塾について知りたい方は「『受験コーチゆうた』の口コミ評判。指導内容を徹底レポート! | ぴよと母の中学受験ブログ」でもチェックできます。生徒の親御さんの忖度のない声で、私の指導の特徴などを解説してくれています。
中学受験に向いている子でなくてもサポート次第で変われる

中学受験に向いているお子さんは、知的好奇心が強かったり、目標や目的や明確になっていたりすることが多いです。
しかし、中学受験に向いていないと思われるお子さんでも親御さんのサポート次第で変われます。
中学受験に向いていないお子さんでも、質の高い教育を受けさせたいなら諦める必要はありません!
とはいえ「中学受験に向いているかわからない」と悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
私の公式LINEでは、親御さんに向けて不定期ですが個別相談会を実施しています。お子さんに中学受験させるか悩んでいる方はお気軽にご相談ください。